市民に、医療を「他人ごと」ではなく自分自身のことと捉えてもらうため、民間企業等との連携による手法で医療広報を実施する「医療の視点」プロジェクトに取り組む横浜市が、世界中で人気のショートムービープラットフォームTikTok(ティックトック)と、連携協定を締結したことを発表した。

楽しみながら自然と医療の話題に接してもらい、興味・関心を持ってもらう試みをTikTokとのコラボレーションにより取り組んでいくという。

なお、TikTokと自治体との連携協定締結は医療分野に限らず、全国で初めてのこととなる。

本連携協定の第一弾は、乳がんのセルフチェックや早期受診といった、若年層から知っておいてもらいたい情報に自然とつなげる、ダンスを用いた医療広報が、毎年10月の「乳がん月間」(主催:公益財団法人日本対がん協会)と時期を合わせ、実施される予定。

なお同市では、今後もオリジナル楽曲制作、ダンス制作、有名TikTokerとのコラボレーションなど、随時情報公開をしていくとのことだ。