82%がグループ旅行中でも1人になりたいと思ったことがある「気ままなソロ旅調査」

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世界最大級の宿泊予約サービス「Hotels.com」では、20代~50代のひとり旅経験者300人と、ひとり旅未経験だが興味がある300人の合計600人を対象として「気ままなソロ旅調査」を実施。その結果を公開した。主なトピックは以下5つとなる。

82%の人がグループで旅行中に1人になりたいと感じたことがある

全体の82%は、グループ旅行中でも「1人になりたい」と思ったことがある、と回答。また2人に1人以上(53%)の回答者は、ひとり旅が流行してきているということがわかった。また調査対象者の84%は、ひとり旅がごほうびと考えていると回答した。

ひとり旅をえらぶ理由は、自由気ままに旅をしたいから

ひとり旅に行く理由を聞いたところ、「リラックス」「探検」より「じぶん時間」を持ちたいという傾向にあることがわかった。具体的には「気を遣わずに済む」(58%)、「自分の行きたいところに行ける」(51%)、「自分のペースで観光したい」(51%)といったように、自由気ままに旅のプランを考えられることが大きな理由であることがわかった。

また理想のひとり旅について聞いたところ、「癒しの旅(温泉などにつかり、日ごろの疲れを癒す旅)」(59%)との回答が最も多く、「予め計画をせず、思い思いに過ごす旅」(46%)、「鉄道・バスの旅(車窓からの眺めや、乗ること自体を楽しむ旅)」(43%)との回答が続いた。

ひとり旅のモチベーションは年代によって異なる

ひとり旅のモチベーションはなにか聞いたところ、年代ごとに差があることがわかった。まず20代の経験者に聞くと、「1人になりたいと思ったとき」(34%)、「自分にごほうびをあげたいとき」(34%)、「失恋をしたとき」(20%)との回答がほかの年代と比べて顕著に多かった。

次に30代以上の旅行者では、「行きたい・見たいイベントがあるとき」(45%)や、「急きょ休みが取れたとき」(31%)との回答が、20代の若いひとり旅経験者よりもひとり旅のモチベーションとして多くあがっていた。

ひとり旅をえらばない理由、「寂しい(32%)」「つまらない(28%)」など

一方、ひとり旅に行ったことがない人にその理由を聞いたところ、「寂しい」(32%)「つまらない」(28%)との回答が多かった。そのほか、「価格が高い」(16%)、「パートナーや親が嫌がる」(15%)、「安全ではない」(15%)との回答も多くあがっていた。

くわえてひとり旅のイメージを経験者・未経験者に聞いたところ、未経験者の55%はひとり旅が「価格が高い」、58%が「安全ではない」と回答。また女性のひとり旅未経験者に絞って結果をみるとこの傾向が強くなり、64%が「価格が高い」、79%が「安全ではない」と回答した。一方、経験者はその考えと真逆で、64%が「価格が安い」、68%が「安全」と回答した。

このように経験者と未経験者は、ひとり旅に関する意識に大きな差がある。しかし全体の77%は「ひとり旅は特別な人がすることではない」と回答し、ひとり旅を身近に感じていることもわかっている。

80%の人はひとり旅のときに「SNSはできるだけ使わない」

84%のひとり旅経験者がひとり旅をごほうびと考えている一方、Hotels.comでは旅行体験自体は自慢の対象ではないようだと推測している。全体の80%がひとり旅の際に、「SNSはできるだけつかわず、自分の時間を大切にする」と回答しているためだ。しかしながらSNSは使わないと答える一方で、ひとり旅の必需品として「スマートフォン」(69%)、「モバイルバッテリー」(47%)をあげている。

<調査概要>
調査対象者:20~59歳男女で、1年以内にひとり旅に行ったことのある方300名と、ひとり旅には行ったことがないが、興味のある方300名
調査時期:2019年6月

<出典元>
Hotels.com、日本人旅行者はひとり旅をしたいという、ひそかな思いを持っていることが最新調査結果で明らかに!
Hotels.com

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