アジア留学協会は、「アジアでMBAを取得する日本人総数の推移」調査結果を公開した。
アジアでMBAを取得する日本人総数は2010~2014年の120名から、2015~2019年は178名と過去10年(※1)で1.5倍に伸びているという。
2019年のエリア別の内訳を見ると、シンガポールの割合が最も高く52%、次いで中国大陸26%、香港22%となった。
近年の傾向としては、中国大陸への進学数が伸びてきており、理由としては中欧国際工商学院(CEIBS)のMBAグローバルランキング第5位(※2)と大幅なランクアップや、中国ITビジネスの活況、日中関係の改善などが考えられると同社は推測している。
(※1):アジアは、MBAランキング上位に入る中国大陸・香港・シンガポールの主要10校と定義
(※2):Financial Timesによる“Global MBAランキング2019”で中国・上海のMBA「中欧国際工商学院(CEIBS)」はアジア初の第5位
<調査概要>
調査対象:2010~2019年入学の中国大陸・香港・シンガポールの主要10校のフルタイムMBA日本人総数
調査方法:各校MBAオフィス・卒業生・在校生への聞き込み
調査期間:2019年6月~2019年7月
<参照元>
「人生100年時代、アジアでキャリアチャレンジする時代が到来!アジアでMBAを取得する日本人が過去10年で1.5倍」
一般社団法人アジア留学協会