UZUZ(ウズウズ)は、20代の第二新卒(就業経験が3年以内)を対象に転職活動に関するアンケート調査を行い、2019年8月2日に結果を発表した。
調査によると、2人に1人は入社1年未満で転職を検討することが明らかとなった。
主なトピックは、以下の3つ。
- 入社1年未満で転職を検討する人は「51.9%」
- 68.6%が「前職の志望度は高い」と回答。しかし退職理由は「仕事が合わなかった」が最多
- 再就職先に求めることは「休日の多さ」「良好な人間関係」。
入社1年未満で転職を検討する人は「51.9%」
「前職もしくは現職の在籍期間はどのくらいでしたか?」と尋ねたところ、もっとも多かったのが「1年以上2年半未満」24.7%。また、1年未満で退職を決める人が51.9%いることが明らかとなった。
同社は、売り手市場が要因となり、転職までの期間が早期化しているとの考えを示している。
加えて、「前職もしくは現職の退職理由は何ですか?」と質問したところ、「仕事が自分に合わなかった(20.5%)」と回答した人が最多。
その他の回答では、「パワハラがあった」「もともと続けようと思っていなかった」「スピード感についていけなかった」などがあがったという。
68.6%が「前職の志望度は高い」と回答。しかし退職理由は「仕事が合わなかった」が最多
続いて、「前職もしくは現職の入社時の志望度はどのくらいでしたか?」と尋ねたところ、前職への志望度が高かったと回答した人は68.6%。
同社は、重要な退職理由として「仕事が自分に合わなかった」と回答した人が最多だったことから、入社後のギャップがあったと考えを示した。
再就職先に求めることは「休日の多さ」「良好な人間関係」
「再就職する会社に求めるものは何ですか?1位~3位まで選んでください。」と尋ねたところ、「休日の多さ(土日休みなど)」と回答した人が最多となった。
「休日の多さ(土日休みなど)」と回答した人は、1~3位で満遍なく多く、「会社の規模」や「会社の将来性」を求める割合は総じて低い結果となった。
【調査概要】
調査の方法:キャリアカウンセリングにお越しいただいた際にアンケートを実施
調査の対象:第二新卒として転職活動中の20代男女
有効回答数:642名
調査実施期間:2019年2月1日~2019年6月30日