グラファーは、住民票の写し交付請求をオンラインで受け付ける実証実験を大阪府四條畷市とともに開始したことを発表した。

「Graffer® 電子申請(※)」を利用した住民票の写し交付請求のオンライン受付は、全国の市町村で初めての取り組みになるという。

今回の実証実験では、四條畷市の公式ホームページ上に「Graffer® フォーム 住民票請求 四條畷市公式版」へのリンクを設置。

住民は専用サイトからオンラインで住民票を請求し、クレジットカードで手数料を支払うことで、郵送で住民票の写しを受け取ることができる。

四條畷市側では「Graffer® 電子申請」の業務処理画面でオンライン受付業務を行うことがで可能。郵送書類の開封作業や定額小為替の換金をする必要がなくなるため、住民の利便性向上だけでなく、職員の業務効率化や働き方改革に繋がることも期待されているという。

今後同社は、地方自治体と連携し、「Graffer® 電子申請」を利用した行政手続きのオンライン化へ積極的に取り組んでいく方針だ。

(※)Graffer® 電子申請
ホームページ上からオンラインで、様々な申請や各種証明書の請求を受け付けることが可能。手数料が発生する場合の決済はクレジットカード等を利用して行い、支払われた手数料についてはグラファーから地方自治体へ入金される。地方自治体の担当課職員は「Graffer® 電子申請」の業務処理画面にアクセスし、オンライン申請受付業務を行うことができる。