LINE、台湾でサブスク型音楽ストリーミング「LINE MUSIC Taiwan」スタート

LINE Taiwan Limited.は、サブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC Taiwan」を2019年7月10日より台湾にてスタートしたことを発表した。

「LINE MUSIC Taiwan」は、台湾の大手レコード会社9社(*1)が共同で設立した「Omusic」とパートナーシップを結び、「AI」、「コミュニケーション」、「音楽」を組み合わせたサービス。

「LINE MUSIC Taiwan」では、「LINE」の無料通話を利用した際の着信音・呼出音の設定、「LINE」プロフィール BGM設定、トークルームへの楽曲共有、パーソナライズされた楽曲提案、エンターテインメントニュースの発信、国内外のライブ音楽イベントのオンライン生放送、ミュージックビデオ視聴など「LINE」と連携したワンストップのエンターテインメント体験を実現。

料金システムは、月額NT$149とNT$180の2種類用意し、NT$ 180 では、フル尺での楽曲視聴はもちろん、着信音や呼出音の設定、プロフィール BGM 設定、ミュージックビデオの視聴がすべて無制限で可能とのことだ。

NT$149では、プロフィールBGMの設定楽曲が3曲までの制限があるが、その他は無制限に音楽体験を楽しめるという。

台湾において「LINE」は、人口の約9割が利用しているコミュニケーションアプリ。

台湾の音楽市場は、デジタル音楽コンテンツのユーザーは 34%、有料音楽ストリーミングサービスを利用しているユーザーはわずか6%(*2)だという。

そこで、新たに音楽ストリーミングサービスがスタートしていくタイミングにあると考え、「LINE」と連携し、より便利で新しい音楽体験を提供することが可能にするため、今回「LINE MUSIC Taiwan」の提供を開始したと同社は述べている。(*3)

台湾の音楽市場に「ストリーミングサービス」という新しい楽しみ方を提供することで、ストリーミングサービスの普及と音楽産業の発展を目指していくとしている。

*1:Universal Music Taiwan、Warner Music Taiwan、Sony Music Taiwan、Linfair Records、Rock Records、Forward Music、HIM International Music、BinMusic、JVR Music

*2:出典:文化省、2017 年の台湾ポップミュージック業界調査/PwC Global Entertainment Report

*3:台湾に限り利用可能

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