SOOTHは、動画視聴時のアイトラッキング(視線計測)データから、画面のどの要素に視線が滞在したかを集計して「視線スコア」を提示するソリューション「視線カウンター」を開発した。

生体反応データを数値化することによって、動画が人に与える影響を統計的に分析するという。また、収集したデータを整形・加工することで、さまざまな成果データと突き合わせて解析したり、ターゲット属性別に解析したりすることが可能になるとのことだ。

「視線カウンター」概要

  1. アイトラッキングデータ取得には、SOOTHが得意とするVRを活用
  2. 視線カウンターは、1秒毎に視線を集計しスコア化するという。
    視線の動きを細かく捕捉するために、アイトラッキングがしやすいVRを活用。VRは外的刺激の影響を受けにくいため、後述する脳波データの取得にも有効とのことだ。

  3. 脳波と視線を掛け合わせた分析も可能
  4. 脳波を処理し、人の興味関心を可視化・集計した「ニューロスコア」と「視線スコア」を同じタイムラインに並べることで、人が強く反応したタイミングを抽出。その画面の「何が」視聴者の興味関心を引いたかを特定することが可能だという。

同社は、この知見を動画クリエイティブの改善支援に活用し、さらには効果予測モデルの確立に結びつけていくとのことだ。