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レバレジーズは、フリーターは、将来どのくらいの給与を求めているのかを調査、2019年7月18日にその結果を発表した。
フリーターの大半が時給で給与が決定するため、毎月の収入が不安定になる傾向がみられる。正社員は雇用が安定していて毎月の収入が確約されているが、アルバイトは、シフトを減らされるケースも少なくない。
この調査は、フリーターの収入面への不安が大きい傾向にあることから行われたもの。その結果、安心できる月収第1位は、男女ともに21万円~30万円ということがわかった。
今回のトピックは6つ
- 現在の月収、20万円以下が約7割。20代の平均月収に届くフリーターは3割にも満たず
- 安心できる月収第1位は、男女ともに21万円〜30万円
- 一人暮らしのフリーターは安心できる月収が高く、31万円以上は3割を超える
- 10年後の希望月収、男性フリーターが高く、60万円以上を希望する人は約3割
- 現在一人暮らしをしているフリーターのほうが、10年後希望する月収は高い
- 正社員を希望する20代契約社員・派遣社員・フリーターの方は7割を超え、1年以内に正社員になりたい人は約8割
20代フリーターの月収は7割以上が20万円以下
20代フリーターの月収は7割以上が20万円以下、その中でも10万円以下と回答した人は約30%を占めた。20代の平均月収22.91万円(国税庁 「平成28年分 民間給与実態統計調査」)に届く20代フリーターは、3割に満たないことがわかった。
フリーターが安心できる月収は男女ともに、21万円〜30万円が約6割を占めた。女性は16万円〜20万円が27.5 %と2番目に大きな割合になっている。
一人暮らしのフリーターのほうが安心できる月収が高い傾向に
世帯別で月収を見ていくと、一人暮らしをしているフリーターのほうが安心できる月収が高い傾向にある。実家暮らしで21万円〜30万円を選んだフリーターは1割程度だが、一人暮らしで21万円〜30万円を選んだ人は約3割を超えた。
20代のフリーターが稼ぎたい月収は男性のほうが高い傾向にあり、60万円以上を希望するフリーターは3割を超えた。
83.5%のフリーターが「正社員になりたい」
「正社員になりたいですか」という質問では、83.5%のフリーターが「はい」と回答。20代フリーターの大半が正社員を望んでいる結果となった。正社員になりたい時期は「なるべく早く」と回答したフリーターは4割を超え、1年以内と回答した人は約3割となった。
※調査概要
・調査対象:ハタラクティブ登録者(現在、フリーター)、20歳〜29歳の男女
・調査時期:2019年6月5日~6月21日
・調査方法:インターネット調査
・回答者数:410人(男性199人、女性213人)
・調査機関:レバレジーズ ハタラクティブリサーチ
<参照元>
「20代フリーター、現在の月収は20万円以下が約7割。性別や一人暮らしで意識格差」レバシーズ