2019年7月22日にダイエーは、昭和女子大学と連携し、レジを通すことなくキャッシュレス決済が可能な「ウォークスルー決済」の実証実験を行うことを発表した。
「ウォークスルー決済」の実証実験概要
同社は昭和女子大学の協力の下、同大学内に菓子を中心とした売場を設置し、クラスメソッドが開発した「ウォークスルー決済」を活用することで、キャッシュレス決済が可能な運用を実証実験する。
「ウォークスルー決済」は売場内に設置されたセンサーとカメラで人の動きを管理し、デジタル陳列棚の重量センサーで手に取った商品を認識することで、商品を持って当該売場から出ると自動的にクレジットカードで決済される仕組みだ。
そのため、ユーザーはスマートフォン専用アプリをかざして入店し、欲しい商品を手に取って退店するだけで、レジ精算やバーコードのセルフスキャンなどの作業を一切行うことなく買い物を完結することが可能。
同社は、実証実験を通して、「買い物支援」と「健康支援」を実現するとともに、実店舗における利便性向上に努めていく方針だ。