エアトリは、同社が運営する総合旅行プラットフォーム「エアトリ」において、20代~70代の既婚男女1,076名を対象に「夫婦関係」に関する調査を実施した。
主なトピックスは5つ。
夫婦仲の山場は結婚「15年~35年」と「50年以降」
「現在、夫婦の仲は良いですか?」と尋ねたところ、結婚年数が浅いほど「とても良い」の割合が高く、年数がたつにつれ「普通」が緩やかに増加した。
「とても良い」、「やや良い」、「普通」をあわせると全体の9割前後を維持していることから、大半の夫婦は大きなトラブルなく生活していると推測される。
一方、結婚年数が「15年以上から35年未満」の夫婦で「仲が悪い(「やや悪い」と「とても悪い」)」と答えた人が一気に増えており、10%以上の結果となった。
「35年以上40年未満」では、「仲が悪い」と答える人の割合は4.7%まで下がったものの、「50年以上」になると再び10.4%まで急上昇している。
夫婦危機を迎えやすいのは結婚「15年以上35年未満」と「50年以上」であることが判明した。
「男性が働いている」間は夫婦仲が悪くなる可能性
退職の有無で見たところ、「夫は働いているが自分は退職している」妻の15.9%が夫婦仲が「やや悪い」、あるいは「とても悪い」と回答していた。
ワースト2位は「どちらも就業中」の妻(9.9%)であり、男性が働いている時期に女性は不仲を感じる傾向があることがわかった。
「2人とも退職済み」の場合、夫婦仲について男女で異なる認識
片方が働いていて、片方が退職済みの場合、男女共に「働いていたときのほうが仲良し」と回答した割合が高くなった。
2人とも退職済みの人の場合、男性は「退職後のほうが仲良し」と回答した人が多かったのに対し、女性は「働いていたときのほうが仲良し」が多数派だった。
仲が「良い」と回答した夫婦に共通する趣味は旅行
共通の趣味がある夫婦の過半数が「夫婦仲が良い(「とても良い」、「やや良い」)」と答えた(56.7%)。
対して、共通の趣味がない夫婦で「仲が良い」と答えたのは20.0%に留まり、共通の趣味があるかないかで結果に大きな差が出た。
共通の趣味として挙げられたのは「旅行」(92.2%)が最多で、次に「食べ歩き」(60.7%)だった。
<調査概要>
調査タイトル:「夫婦関係」に関するアンケート
調査対象:20代~70代の男女1,076名
調査期間:2019年6月27日~6月30日
調査方法:インターネット調査
調査主体:エアトリ
<参照元>
『夫婦関係の山場は結婚「15~35年」と「50年後」!? 「退職後の方が仲良し」と回答する男性が多かった一方で、 女性は「退職前の方が仲良し」が多数派に。』
エアトリ