メンタルヘルステクノロジーズは、「大学病院で診療の医師2千人超 給与未払い」に関する報道を受け、医師812名を対象に「大学病院の医師給与未払い問題」についてどう思うか調査し、結果を公表した。

「深刻な問題だと思う」が68%、「問題だが仕方ないと思う」が27%、「問題だと思わない」が5%と、大学病院での“無給医”は医師も深刻な問題だと思っていることが判明した。

一方で、どの選択肢の中にも一定数は「昔からよくある話」「好きで(大学病院を)選んでいる」「修行の身だから仕方ない」という考えの医師もいることが、自由記述から判明したという。

また、「医局秘書の前でアンケートを回答したので、教授をはじめとした上司への告げ口が怖く、実際は無給なのにも関わらず、給与をもらっていると回答してしまった。」「無給医なしと報告している大学病院でも、週5日勤務のうち、週1日〜2日分の給与しか支払っていないことがほとんどなので、今回の報告は氷山の一角。」という、文部科学省の調査に回答した現在大学病院勤務の“無給医”や、“元無給医”からの生の声もあったとのことだ。

<参照元>
大学病院における診療の医師への給与未払いに関する調査
メンタルヘルステクノロジーズ