マイナビグローバルは2019年7月4日、同社の新規事業であるグローバル人材事業にて、海外在住の外国人材の紹介事業サービスを開始したと発表した。

マイナビグローバルは2019年4月1日より、訪日外国人向けメディアを運営していたマイナビ 旧インバウンド事業部と、新規事業であるグローバル人材事業の2つの事業を主軸に新会社としてスタートした。

国内景気の持続的成長・若年労働者の恒常的不足を背景とし、国内の人材需要は今後も拡大基調が続くと推測されており、特にIT分野や地方エリアの需要は更に拡大することが予想されている。

その一方、2019年4月の入国管理法の改正にともない、今後ますます外国人材の活躍が期待されているなか、マイナビグループとして本格的にサービスを開始し、企業・求職者双方にとって利益をもたらす貢献をはかっていくことを目的としている。

サービスの概要

マイナビグループ内では、すでに新卒採用、中途採用等幅広いサービス展開をしているが、マイナビグローバルは海外在住の外国人材の日本への就労において、採用領域を問わず包括的な役割を担っていく。

グループとしての強みを活かしアジアのマーケティングを行い、すでに拠点がある台湾・ベトナム、事業連携パートナーが多い中国の人材を皮切りに、フィリピン・ミャンマー・カンボジアなど東南アジア人材を、日本企業へ紹介するという。

また、サービス開始にともない、ホテル・レストラン・ウエディング業界誌「週刊ホテルレストラン(HOTERES)」を出版するオータパブリケイションズと協力し、外国人材セミナー「ホテル業界のための外国人材活用・採用入門セミナー」を7月10日に開催するとのことだ。