リクルートライフスタイルの海外旅行に関する調査研究機関「エイビーロード・リサーチ・センター」は、2018年に渡航をした18歳以上の男女を対象に、国際線エアラインの満足度調査を実施し、その結果を2019年7月14日に公表した。
航空会社の総合満足度TOP20
「シンガポール航空」が3年ぶり、9度目の1位獲得。2位は「ANA」「日本航空」となった。
TOP10の顔ぶれでは、7位の「フィンランド航空」が3ランクアップ、「ターキッシュ エアラインズ」、9位の「KLMオランダ航空」がそれぞれ1ランクアップ。
14位の「キャセイパシフィック航空」、16位の「バニラ・エア」、17位の「チャイナ エアライン」が圏外からTOP20入り。特に「バニラ・エア」は15ランクアップと大幅に上昇、LCCで唯一のTOP20入りを果たした。
以下、回答者のフリーコメントを抜粋したもの。
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【1位:シンガポール航空】
- 機内エンターテインメントが充実しており搭乗していても飽きることが無かった。(60代以上・男性)
- 乗務員の対応もすごく良かったし快適だったから。(20代・女性)
- 機内食と飲み物が充実していたし、居心地も良かったので。(50代・男性)
- 清潔感のある機内で、係員の対応も良くとても快適なフライトを楽しめました。(30代・女性)
- きれいで新しい機体と充実したエンターテインメント。(50代・男性)
- いつも利用しているが毎回心のこもったおもてなしを感じるから。(30代・女性)
- 安心感が強く、親しみやすい雰囲気の搭乗員にも好感が持てた。(30代・男性)
- スケジュールがちょうど良く、値段も安い。(20代・女性)
【2位:ANA】
【3位:日本航空】
【16位:バニラ・エア】
また部門別ランキング1位は下記の通り。
- 航空機の機材、設備 エミレーツ航空 4.14pt(前年3位)
- 客室乗務員の接客サービス ANA 4.24pt(前年1位)
- 空港内の航空会社職員の接客サービス ANA 4.12pt(前年2位)日本航空 4.12pt(前年1位)
- 機内飲食サービス エミレーツ航空 4.11pt(前年1位)
- 機内エンターテインメント ANA 4.05pt(前年3位)
<調査概要>
調査名: 「エイビーロード エアライン満足度調査2019」
調査対象:(株)インテージのマイティモニター(全国)より抽出した「18歳以上の2018年の渡航経験者(日本人・出発月が2018年である渡航)」8,797人を対象に調査した※仕事、長期滞在を含む
調査期間:2019年 4月11日(木)~ 4月15日(月)
調査方法:インターネット調査
調査回収数: 4,612人(回収率:52.4%) 調査集計数:4,000人
※ 調査集計数は対象となる40社のエアラインをそれぞれの利用者が1社100人になるよう無作為抽出した
※ 単一回答の場合、各選択肢ごとに小数点第2位を四捨五入した数値を記載しているため、選択肢の合計が表記上100%にならないことがある
<参照元>
「エイビーロード エアライン満足度調査2019」「シンガポール航空」が3年ぶり9度目の総合満足度1位!「ANA」「日本航空」日系エアラインが2位に並ぶ「バニラ・エア」はLCCで唯一TOP20にランクインし、16位に
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