GINKANは、世界で初めて(※)、食事代金の最大20%が暗号通貨で還元されるトークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」の提供を開始したことを発表した。
※実店舗飲食店で会計金額から一定比率分の暗号通貨を時価レート換算で還元するという条件において。2019年7月1日現在、当社調べ。
同サービスは、2018年9月実施の東急プラザ銀座内レストラン21店舗における実証実験を経ての正式リリースとなる。
トークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」とは
シンクロライフは、ブロックチェーンを活用し、優良なレビュアーへの暗号通貨報酬を搭載する世界初のグルメSNS。
またAIによって、どこにいても5秒で美味しいお店に出会えるレコメンド機能を搭載しており、レストラン検索の煩雑さを解消するグルメアプリ。
SNS形式での口コミ投稿アプリとしてサービスを開始し、2018年8月からはレビュアー・口コミの信頼スコアに応じて暗号通貨「シンクロコイン」を付与している。
そして、2019年7月1日より、シンクロライフのユーザーは、同サービス加盟店で飲食することで会計金額の1%〜5%(店舗設定により決定。キャンペーン時最大20%)相当の暗号通貨「シンクロコイン・SYC」を受け取れるようになるとのことだ。
暗号通貨は、店舗から提供されるQRコードを読み取ることで、自動的にシンクロライフアプリのウォレットに付与される。
飲食店側のメリット
飲食店は、初期費用・月額費用なしでシンクロライフの加盟店になることができ、スマートフォンやタブレットで運用ができるため、端末の費用は不要。
加盟店は、シンクロライフ経由の飲食代金の5%の支払いのみで、シンクロライフ上に広告掲載することができる。
さらに一度来店したユーザーには、シンクロライフ内で自動的にCRM施策が実施され、リピートへのアプローチが可能だという。
広告費が価値の裏付けとなる暗号通貨「シンクロコイン」
シンクロコインはブロックチェーンベースの暗号通貨トークン。現在は海外取引所LATOKENに上場しており、イーサリアム建てで取引されている。
海外では、ビットコインや法定通貨とも取引所を通じて交換可能であり、全世界で共通価値を持つボーダレスなデジタルアセット。
またユーザーへ還元される暗号通貨「シンクロコイン・SYC」は常にシンンクロライフが取引所で買い戻しを行い、付与されるという。
加盟店が支払う広告費が買い戻しの原資となり、広告収益の規模が大きくなることで買い戻し量も増加するため、ユーザー加盟店で食事をすればするほど価値が形成される暗号通貨となっているとのことだ。
今後は、決済手段やギフト券、食事券への交換などの用途で利用可能にする予定としている。