スイッチスマイルは、同社が提供するBeaconを利用した位置情報プラットフォーム「pinable(ピナブル)」を活用し、ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人向けナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』 と連携して位置情報連動型広告配信メニュー「pinable_ad for inbound」の提供を開始することを発表した。

「pinable」はいままでのGPSやWi-Fiなどのエリア的な位置情報プラットフォームではなく、ビーコンを使用することで、よりピンポイントな位置情報を利用した広告やマーケティング分析のソリューションを提供するサービス。

「pinable_ad for inbound」とは

「pinable_ad for inbound」は、「ナビタイムジャパン」の『Japan Travel by NAVITIME』アプリと連携することで、インバウンド旅行者に対して、「スイッチスマイル」のBeaconが設置されている空港、観光地、商業施設等訪問先で、最適な情報を広告として配信することが可能になる。

通信サービスや、交通サービス、飲食情報等、旅ナカの移動シーンで旅行者に役立つ情報を中心とした広告配信を予定しているとのことだ。

同社は、2019年度中には100,000個のBeacon設置を店舗やアライアンス企業と提携し増やしていくとともに、関東・関西都市部、主要駅、商店街、商業施設、空港などに同社が独自に設置済のビーコンおよび同社が提供するValue Beacon Network ※1(バリュービーコンネットワーク)により提携企業からシェアされた約25,000個(2019年5月末現在)の設置済のビーコンから取得した位置情報を用いて、きめ細やかな位置情報と接触ユーザーを独自に分析し、企業のO2O(オンラインto オフラインマーケティング)推進を支援していくとしている。