YADOKARIは、全ての人が空き家を楽しめるプラットフォーム「カリアゲJAPAN」を運営するあきやカンパニーと連携。日本中の使われなくなった空き家物件を「100均物件」として掲載、活用方法を創造し、利用者とマッチングするプラットフォーム「空き家ゲートウェイ」を、2019年7月1日より、新たに提供開始した。
平成25年におこなわれ、平成31年に発表された「平成30年住宅・土地統計調査」(総務省統計局)では、空き家数は846万戸で全国の住戸の13.6%を占め、過去最高となり、2030年には約2,000万戸にまで及ぶという。
同社は「空き家ゲートウェイ」の提供により、2030年には2,000万戸の空き家に光を当てることを目指していくとしている。
「空き家ゲートウェイ」概要
「空き家ゲートウェイ」とは、カリアゲJAPAN×YADOKARIで、新たに価値のないと思われている物件など含めて、全国の空き家を圧倒的に網羅・紹介し、使いたい人をマッチングするプラットフォーム。
- 「空き家の100均物件」
- 「物件査定システム」や空き家に関する「特集インタビュー」を提供
- 空き家のリアルマッチングイベントを開催
空き家ゲートウェイでは、「空き家の100均物件」として「100円物件」と「100万円物件」の2つの金額帯に絞った物件情報を掲載。
キャッチーで創造的なサイトイメージにより、空き家のネガティブな印象をポジティブで未来を感じさせるものへと変え、不動産価値がないと思われている物件に新たな価値を提供することを目指すとしている。
100均物件で「空き家ゲートウェイ」に掲載可能かを判断する物件査定ページ「カンタンゲートウェイ」を提供。簡単なステップで実際に問い合わせ、掲載依頼まですることが可能とのことだ。
また、空き家を有効活用している事例や空き家活用に有益な情報、そして全国にある「空き家の100均物件(100円物件、100万円物件)」の記事に加えて、コラムや特集インタビュー記事、世界の空き家事例キュレーション記事も更新予定であるという。
ウェブ上のプラットフォームだけでなく、空き家の情報をわかりやすく伝えるイベントも開催。
東京、神奈川近郊にて空き家マッチングイベントを開催し、リアルな場に集った人々が理想の空き家に出会う場を提供するだけでなく、空き家・建築・不動産・住まいや暮らしにかかわる有識者や、各世代のオピニオンリーダーを迎えてのスペシャル対談イベントも開催する予定とのことだ。