豊田市とジョルダンが「観光型MaaS」のモバイルチケット発売へ

愛知県豊田市とジョルダンは2019年6月26日、2019年9月より、国内の自治体では初めて、「観光型MaaS」のモバイルチケット「ENJOYとよたパス」の提供を開始すると発表した。

豊田市では、この秋開幕するラグビーの国際大会に合わせて、来訪する国内外の観光客向けに、利便性の高いモバイルチケットによる企画きっぷの販売・運用を検討し、ジョルダンが提供するアプリ採用された。

「観光型MaaS」のモバイルチケットの概要

同サービスでは、多言語に対応したアプリによって企画きっぷを購入することで、そのままスマートフォン1つでバス・飲食店・観光施設での利用が可能となる。

なお、バス乗車券にはジョルダンが日本での総代理店契約をしているMasabi社のモバイルチケッティングサービス「Justride」(ジャストライド)が採用され、この技術を使った国内初の「観光型MaaS」となる。

モバイルチケットの販売期間は、2019年8月28日~2019年10月27日、豊田市内のバスの1日乗車券「とよた 1DAY パス」および1日乗車券に飲食などのサービスを付加した企画きっぷ「ENJOY とよたパス」が対象となる。利用者は、アプリでキャッシュレスでチケットを購入できる。

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