ニューロープは、2018年7月~2019年6月にSNSで公開されたファッションスナップ約43,000枚を、自社開発したファッションAIで解析し、アイテムのカテゴリや色・柄・シルエットなどの調査結果をレポートにまとめた。
そして2019年6月27日、SNS上のファッションスナップをAIで解析・定量化するトレンド分析サービス『#CBK forecast』より、最新トレンドレポートの一部を公開した。
人気のカラーTOP15色、トップは王道のブラック
出現回数ではブラックとホワイトが群を抜く結果となり、その後にはグレーやベージュといった落ち着いた色が続いた。
これは例えば色もののトップスを取り入れてもボトムスには無彩色のものを合わせるようなコーデが一般的であるから直感にも反しないものだと同社は述べている。
2019年はグレーよりベージュが人気色に
1年を合算するとグレーとベージュが出現回数が同等だが、時系列で追うと盛衰が見られ、グレーは2018年秋冬をピークに減少し、2019年にはベージュが逆転する結果となったという。
スカート丈はより長く、マキシ丈が流行
「スカート・ワンピース」の丈を、2018年10月~2019年6月を3ヵ月単位で集計・比較したところ、ミモレ丈(※2)から徐々にマキシ丈(※3)へとシフトしていく様子が見て取れる結果となった。
※2 ミモレ丈は、ふくらはぎの中間あたりに位置する丈。
※3 マキシ丈は、くるぶしが隠れるくらいの丈。
その他の顕著な傾向
例年夏に人気のカゴバッグは、秋冬も一定数活用された。
また、ボーダーは、2018年秋冬をピークに減少していく結果となった。
<調査概要>
・調査手法:SNS上のファッションスナップをニューロープが自社開発した画像解析AIを用い、カテゴリ・色・柄・シルエットなどを分析。
・対象サンプル数:約43,000枚
・実査期間:2018年7月1日 – 2019年6月25日
<参照元>
「AIで分析! 2018-2019年のファッショントレンドの調査結果」
ニューロープ