グローバルウェイが運営する「TimeTicket」は、2019年4月に「株式会社タイムチケット」として分社化し、2019年6月26日、個人が法人に時間を販売することのできるサービス「TimeTicket Pro」をリリースしたことを発表した。

これまでの「TimeTicket」では、個人間の時間の取引に注力し、個人の時間を売買するシェアリングエコノミーサービスを展開してきた。

現在のユーザー数は約15万人で、副業ノウハウ、プロフィール写真撮影、恋愛相談、転職・キャリア相談など、約33,000種類の個人の時間がチケットとして販売されているとのことだ。

個人が法人に“時間を販売“できる「TimeTicket Pro」

今回の新たなサービス「TimeTicket Pro」は、TimeTicket内に立ち上げられ、個人が法人ユーザーに対して時間を販売できるようになるという。

総務省の調査によると、労働人口は2030年には5,600万人に上り、そのうち非正規は約37 %の2,100万人になると予測されている(総務省 2016年度労働力調査)。そして、フリーランスの市場規模は2030年には現在の2倍の40兆円規模になると予測されているという。

今後、フリーランス市場で増えると予測される法人からの依頼案件に対応するために、今回の「TimeTicket Pro」をリリースに至ったとのことだ。

まずはスタートアップ企業、Web/IT企業と個人間の時間の取引にフォーカスしたサービスとしてリリースされる。

TimeTicket Proでは、これまで不透明であった人材業界や業務委託業界の取引を刷新し、時間を販売する個人が正当に評価されることを目指していくとしている。