共感コミュニティ電子地域通貨「eumo」実証実験を予定

フィノバレーは、eumo・ポケットマルシェ・IKEUCHI ORGANICとともに、ユーモ独自の電子通貨「eumo」を介して都会の消費者と地域の生産者を繋ぎ、共感を広げることを目的とした電子地域通貨の実証実験を、2019年9月15日より全国のeumo加盟店で実施することを発表した。

eumoとは

eumoは「Webサイトにて、参加者の通貨使用履歴を”人・モノ・場”との共感・感謝とリンクできる」、「マネーフローの最大化を目的として短期間で失効する」というユニークな特徴を持つ、共感コミュニティ電子地域通貨。

失効した通貨は共感の強さ、リピートの有無、移動距離の長さなどにより設定した還元率で参加者に還元され、「参加者が加盟店のある地域へ赴き、生産者と交流を深める」ことを促し、「参加者、生産者、地域住民の間で共感をひろげる」仕組みとなっている。

実証実験では、一般消費者の購買行動の把握や生産者の体験の聴取を通じて、本サービスの実現可能性について検証が行われるとのことだ。

共感コミュニティ電子地域通貨「eumo」実証実験の概要

  1. 通貨名称:共感コミュニティ電子地域通貨eumo(ユーモ)
  2. オフィシャルサイト:https://currency.eumo.co.jp
  3. 通貨単位:ë(ユーモ) ※1ë(eumo)=1円
  4. 発行者:株式会社eumo
  5. 使用システム:電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」(フィノバレー)
  6. 実施期間:2019年9月15日(日)から2020年2月29日(土)まで ※RAMICS2019 第5回貨幣革新・地域通貨国際会議 飛騨高山大会にて本実証実験を発表
  7. 実証実験参加者:2千人を募集
  8. 利用方法:スマートフォンの専用アプリをダウンロードし、eumoをチャージした上で、加盟店に設置されたeumo専用商品QRコードを読み取ることで決済する
  9. 通貨有効期限:購入日から3ヶ月予定(実証実験後は6ヶ月を想定)
  10. 通貨チャージ方法:チャージ機、プリペイドカード、振込対応等
  11. eumo加盟店:株式会社ポケットマルシェ 登録生産者 全国5箇所、IKEUCHI ORGANIC 株式会社(愛媛県今治市)他、日本全国20箇所を予定
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