NearMeは、長岡市ハイヤー協会と長岡市と共同で、長岡市内でMaaS領域におけるタクシー相乗りマッチングアプリ「nearMe.」(ニアミー)の実証実験を開始したことを発表した。
「nearMe.」とは、同じ方向に行きたい人同士が見つかり、タクシーで相乗りできるアプリ。相乗りすることで、長いタクシー待ちの行列を解消し、お得に移動が可能。
タクシーという日本の既存資産を活用することで、Uberなどのライドシェアとは異なる方法の新しい移動方法を実現するという。
<実証実験概要>
新しくMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)領域の試みとして、同じ方向に行きたい人同士が見つかり、タクシーで相乗りできる「nearMe.」アプリの技術を活用することで、 市民にタクシーの新しい乗り方を提案するとともに、地域交通の利便性向上に寄与する可能性について検証するとのことだ。
<実施期間>
(第1クール) 2019年 7月1日(月)~ 8月31日(土)
(第2クール) 2019年10月1日(火)~11月30日(土)
今後、NearMeは以下のことを目指すとしている。
- 高齢化が進んだ地域や買い物難民が多い地域でも気軽に利用できるサービスへ
- イベントや観光地などでの2次交通、空港での混雑や白タク対策への貢献
- 電車遅延や運休時の代替輸送手段不足の解消・緩和(例)人身事故や大雨・大雪、震災など
- 終電と終バス時間のギャップによる長い待ち時間を解消し、より早くよりお得に目的に到着でき郊外でも住みやすい住環境(移動環境)を構築