新しい資金調達法「クラウドファクタリング」、25億円の資金調達実施

オンライン完結型ファクタリング(請求書買取)サービス「クラウドファクタリング」を提供するOLTAは、SBIインベストメント、ジャフコ、新生銀行、BEENEXTを引受先とした第三者割当増資により18億円、また三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行をはじめとする複数の金融機関との融資契約と合わせて、合計25億円の資金調達を実施した。

今回の資金調達により、既存株主であるエンジェル投資家 有安伸宏氏、ジャフコ、BEENEXTからの第三者割当増資と合わせて、2017年4月の創業から2年間での資金調達額は累計30億円となるという。

「クラウドファクタリング」概要

「クラウドファクタリング」とは、日本初のオンライン完結型ファクタリングサービスである。

「ファクタリング」により入金待ちの請求書を即座に事業の運転資金に替えることのできるため、とくに中小企業にとっての新しい資金調達の選択肢となるとのことだ。

サービス開始以来、約1年半で申込総額は100億円を突破した。

同サービスの特徴は3つ。

  1. 代表者様の本人確認書類
  2. 売却する対象の請求書
  3. 銀行口座の直近7カ月の入出金明細
  4. 昨年度の決算書
  • 「リーズナブル」 手数料はすべて込みで、業界最安水準の2~9%を実現。
  • 今回の資金調達は、ファクタリング事業における財務体質の強化と、主に採用強化に向けた投資の実行を目的として実施したという。

    同社は今後、さまざまな金融機関や事業会社との連携を通じて、日本全国に飛び交う“請求書”をよりスムーズに動かすことで中小企業のキャッシュフローを改善し、地域経済の活性化の一助となるよう努めるとのことだ。

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