NTT西日本とエンビジョンは、海外にいる外国人講師と遠隔でつながる学校向け英語遠隔授業ソリューション「つながる教室”ENGLISH”」を2019年7月から販売開始、2020年4月から提供開始することを発表した。
新学習指導要領の改訂により2020年度から従来の外国語活動の開始学年が現在の小学校5年生から3年生に引き下げられるなど、英語教育の強化が求められているという。
一方、全国の公立学校においては予算上の制約や地域的特性などの理由より英語の授業をサポートする外国語指導助手(Assistant Language Teacher、以下ALT)の一部地域で十分な確保が課題とされている。
かねてより、NTT西日本とエンビジョンは文部科学省の「H30年度学校ICT環境整備促進実証研究事業」に採択された自治体に対して画面越しのオンライン英会話ソリューションを提供し、児童の英語力向上と教職員の授業サポートに効果があるのか検証を進めてきた。
そして本実証の結果、児童の発話機会が増加し、英語を学ぶ意欲の向上を図る事ができたとの評価が得られたとのことだ。
そこで今回、NTT西日本とエンビジョンは「つながる教室”ENGLISH”」の本格的な提供に至ったとしている。