マイボイスコムが、6回目となる『ポイントサービス』に関するインターネット調査(※)の結果を発表した。
調査サマリー
- スマートフォンのポイントカードアプリ利用者は、直近1年間ポイントサービス利用者の5割弱。「共通ポイントサービスの公式アプリ」が4割、「店舗独自のポイントの公式アプリ、会員アプリ」が2割
- [なるべくポイントサービスの取扱店を選んで利用・購入する]は5割、「ポイントが貯まる支払い方法を選ぶ」は4割弱
ポイントサービスの利用店舗、利用数
直近1年間にポイントをためたり使ったりした店舗・サービスは(複数回答)、「スーパーマーケット」「コンビニエンスストア」「ドラッグストア」が各6割、「クレジットカード」「家電量販店」「オンラインショップ」が4~5割となった。「ファストフード店」は10~40代、「スーパーマーケット」は女性や高年代層、「家電量販店」は男性や高年代層で比率が高くなっている。また女性30代では、「ファストフード店」「喫茶店、コーヒーショップ」「ファミリーレストラン」が高くなっていた。
継続的に利用しているポイントサービスの個数は、「3~4個」が38.7%、「1~2個」「5~7個」が各2割。5個以上の利用者は4割弱、男性では3割、女性では約45%となっている。また男性10・20代では、「継続的に利用しているポイントサービスはない」が2割弱と他の層より高くなった。
ポイントカードアプリの利用
直近1年間のポイントサービス利用者のうち、スマートフォンのポイントカードアプリを利用している人は5割弱との結果になった。男性10~30代で6割強、女性10・20代で7割弱みられる。また、利用しているアプリは(複数回答)、「共通ポイントサービスの公式アプリ」が39.8%、「店舗独自のポイントの公式アプリ、会員アプリなど」が19.9%となった。
共通ポイントサービスの利用状況
直近1年間にポイントをためたり使ったりした共通ポイントサービスは(複数回答)、「Tポイント」「楽天スーパーポイント」が6~7割、「Pontaポイント」が5割弱、「WAON POINT」「nanacoポイント」が各30%台。「WAON POINT」は女性で比率が高くなっている。
ポイントサービスに関する行動
ポイントサービスの利用に関してあてはまることは(複数回答)、「なるべくポイントサービスの取り扱い店を選んで利用・購入する」が49.5%、「ポイントがたまる支払い方法を選ぶ」が38.0%となった。
なお、「共通ポイントカードの不満・気になること」に関する回答者のコメント(全3,342件)は以下の通り。
- 現金払いの際にポイントが貯まらないことがある。(男性19歳)
- 有効期限やポイント付与のタイミングが分かりにくい。(男性28歳)
- 利用可能店舗が調べづらい。ポイントが分散してしまう。(男性49歳)
- いろいろなポイントが乱立して、それぞれにルールがあり、もうよく分からない。(男性54歳)
- アプリではなくカードでないとダメなところがあって不便。(女性19歳)
- ポイントカードがありすぎて、レジの人に『ポイントカードありますか?』と聞かれないと、出すの忘れてあとから気付くのがイヤ!もったいない!なるべくレジの人全員きちんとポイントカードありますか?と聞いてほしい!(女性34歳)
- 色んな所で使えるようになるか統一して欲しい。(女性42歳)
- ポイントの有効期限に気付かず、失効している時がある。(女性40歳)
※調査概要
【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2019年05月01日~05月05日 【回答者数】10,187名
【設問数】 7~9問
【属性情報】32項目(詳細はこちら)
【調査機関】マイボイスコム株式会社
<参照元>
「ポイントサービスに関するアンケート調査(第6回)」
アンケートデータライブラリ(MyEL)