エアトリは、20代~70代の男女737名を対象に「夏のボーナス」に関する調査(※)を実施、2019年6月13日にその結果を発表した。
その結果、過半数が「出る」と回答したものの、ボーナスが支給される人は減少傾向にあることがわかった。
55.2%がボーナスがでるもののその数が減少傾向に
まず、就業中の人に対して、今年の夏のボーナスは支給されるか聞いたところ、過半数が「出る(出た)」(55.2%)と回答した。
2016年、2018年と比較すると、「出る(出た)」と回答した人の割合は減少傾向にあり、「元々ボーナス制度がない」(2019年:31.8%、2018年:27.8%、2016年:24.5%)人は増加傾向にあるようだ。
次に、ボーナス制度がある人に今年のボーナスは昨年に比べどうか聞いたところ、「変わらない」(38.0%)人がもっとも多い結果となった。約5人に1人が「増えた(増える予定)」(20.3%)と回答し、「減った(減る予定)」(12.5%)を上回ったが、昨年よりも「増えた(増える予定)」と回答した人は5.8ポイント減少した。
ボーナス制度がある人にボーナス金額に満足しているか聞いたところ、「とても不満」(2019年:25.2%、2018年:31.7%)との回答がもっとも多くなったが、2018年と比較すると、「とても不満」と回答した人は6.5ポイント減少した。
また、「とても満足」(2019年:7.6%、2018年:6.2%)「少し満足」(2019年:23.2%、2018年:17.1%)と回答した人は増加し、「少し不満」(2019年19.1%、2018年:21.5%)「とても不満」(2019年:25.2%、2018年:31.7%)は減少しており、ボーナスの金額に対する満足度は上昇傾向にあるようだ。
ボーナスに対する男女の意識に違いが
ボーナス制度がある人にボーナスが入ったら贅沢をするか聞いたところ、「必ずする」(男性:11.8%、女性:24.6%)または「たまにする」(男性:32.8%、女性:34.5%)と回答した女性は過半数となったのに対し、男性は「する」よりも「ほとんどしない」(男性:36.1%、女性:26.9%)または「全くしない」(男性:13.0%、女性:9.4%)との回答者の方が多い結果となった。
また、「必ずする」との回答は男女で12.8ポイントもの差が開き、ボーナスに対する男女の意識の違いが伺える。
ボーナス制度がある人に「令和最初」のボーナスとして、何か特別な事をしたいと思うか聞いたところ、約10人に1人が「思う」(9.3%)と回答した。
(※)本調査は2019年5月時点のもの。
調査は、20代~70代の男女737名を対象に、2019年5月16日~5月19日の間行われた。
<参照元>
「『ボーナス制度』は年々減少している事が判明! 『自分の為にボーナスを利用する』女性6割に対し男性4割 『昨年より増えた』人は2018年より5.8ポイント減」