令和時代に注目される“5つの職業”。外資系人材会社が発表

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは、令和時代に注目されると予測した、5つの職業を発表した。

世界34カ国に展開する、人材専門の人材会社として同社が観測する需要にもとづくと、AIや自動化の波とともに生まれた以下の職業は年々需要が高まっているという。

1.ビジネススキルを持つAI技術者

AI技術者は求人が多い一方で、人材不足となっている職業の筆頭。なかでも「ビジネススキルを持つAI技術者」を企業は求めているという。
技術だけでなく、業務のプロセス改善などに役立てるようAIを調整できる人材は貴重で、高い報酬が支払われるとのことだ。

2.データ・ビジュアライザー

「データ・ビジュアライザー」は、膨大で煩雑なデータを一目でわかりやすくするために可視化する技術者である。世界的に高い需要がある一方で、人材が不足している職業だという。

3.データ・アーティスト

データ・アーティストは膨大なデータをわかりやすく分析するため、グラフやチャート、インフォグラフィクスを作成し、データからビジネスに必要なインサイトを抽出する職業。世界的に需要が急速に高まっているとのことだ。

4.顧客分析技術者

膨大なデータを活用する職業の一つとして、顧客を分析する担当者へのニーズが高まっているという。金融、製造、流通など業界を問わずにデータを活用して顧客を分析し、サービスの向上や集客に役立てる動きがあるとのことだ。

5.CCSO(チーフ・サイバーセキュリティー・オフィサー)

AIやIoT技術の進歩により、新たなマネジメントの地位が生まれているという。中でも「チーフ・サイバーセキュリティー・オフィサー」は、新たなハッキングやウイルスに対抗するためのシステムを常に構築し、ITチームをマネジメントする重要な役割を担っており、近年需要が高まっているとの見解を示した。

同社のマネージング・ディレクターであるマーク・ブラジは、「技術の進歩とグローバル化は急激に加速しており、学び続け、スキルアップする事はかつてない程重要になっています。自分が身を置く分野における最新のトレンドと変化を常に把握し、レポートや記事を読んだり、ネットワーキングイベントやセミナー、オンラインコースに参加するなどあらゆる方法を駆使して常にスキルアップする姿勢が求められています。」とコメントしている。

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