エフェクチュアでは、医療・飲食・理美容室・リラクゼーション施設の4ジャンルを対象として、口コミ・レビューに関する意識調査(※)を実施。その結果を公開した。主な調査結果は以下のとおりだ。

  • 口コミ・レビュー5点満点中3点未満では、過半数未満が「行くのをやめよう」と考える
  • 病院・歯科医院検索で参考にする口コミ・レビューの掲載元、「Googleマップ」が1位
  • 飲食店検索で参考にする口コミ・レビューの掲載元、「食べログ」が1位
  • 理美容室検索で参考にする口コミ・レビューの掲載元、「ホットペッパービューティ」が1位
  • リラクゼーション施設で参考にする口コミ・レビューの掲載元、「ホットペッパービューティ」が1位

口コミ・レビュー5点満点中3点未満では、過半数未満が「行くのをやめよう」と考える

口コミ・レビューの点数について、どのくらいの点数であると対象のお店・施設へ「行くのをやめよう」と考えるか参考基準を聞いたところ、3点未満が58.4%(2~3点 33.9%,1~2点 24.5%)で過半数を超えた。一方、23.6%は口コミ・レビューを気にしないと回答している。

レビュー点数を気にしないという調査結果では、男性32.5%に対し女性は15.8%という結果に。同社ではこの結果から、女性の方がレビューを気にしていて、点数評価もより厳しくみていることがわかると話している。

病院・歯科医院検索で参考にする口コミ・レビューの掲載元、「Googleマップ」が1位

次に病院・歯科医院を検索する際に参照元としている口コミ・レビュー媒体はなにか聞いた。その結果、Googleマップが1位に。この結果から同社では、医療機関は健康に直結するうえに複数回通うことが多く、自宅から近い地域にあるよい施設を見つけたいという要望が強いと予想。反面、広告規制がきびしく広告媒体が少ない現状がある。そのため同社ではリアルな口コミを閲覧でき、住んでいる場所からの距離もわかるGoogleマップを参考にしていることが多いのだろうと推測している。

飲食店検索で参考にする口コミ・レビューの掲載元、「食べログ」が1位

飲食店(レストラン・カフェ)の分野では、参考にする口コミ・レビューの掲載元として食べログ(67.2%)がダントツの1位に。ただし年代によって差はあり、24歳未満でみるとGoogleマップが1位となっている。

その理由として、「スマホから手軽にレビュー、閲覧ができ飲食店に限らずさまざまなスポットの口コミが見られる」、「予約機能が充実している」といった声があがった。同社ではこの結果について、「デジタルネイティブといる若年層ならではの理由といえるかもしれない」と話している。

理美容室検索で参考にする口コミ・レビューの掲載元、「ホットペッパービューティ」が1位

次に理美容室検索の分野では、参考にする口コミ・レビューの掲載元としてホットペーパービューティが1位。年代による違いはみられないものの、性差が大きくでたのが特徴的だ。たとえばホットペッパービューティを選択した割合について、男性の36.9%に対し女性は62.4%と、両者には実に25.5ポイントもの差が出ている。

リラクゼーション施設検索で参考にする口コミ・レビューの掲載元、「ホットペッパービューティ」が1位

マッサージ・整体などのリラクゼーション施設でも、参考にする口コミ・レビューの掲載元としてホットペッパービューティが1位。こちらも性差がみられ、男性だけでみると1位はGoogleマップだった。Googleマップを選択した理由として「調べるジャンルによりサービスを分けるのが面倒」「表示画面や見方も異なるので、普段使っているアプリ(Google マップ)で気軽に確認したい」などの意見がみられた。


<調査概要>
調査元:株式会社エフェクチュアルの依頼によりマクロミルが調査
調査人数:330名
調査対象:全国の10代~50代の男女
調査期間:2019年4月21日(日)~4月23日(火)
調査方法:インターネットリサーチ

<参照元>
口コミ・レビューはどのサービスを参考にする? 行くのをやめる点数、参考にするサービスなど、医療、飲食、理・美容室、リラクゼーションの4ジャンルで徹底調査