店舗での契約数トップは“docomo”「モバイル通信契約に関する調査」

MMD研究所は、「2019年5月 モバイル通信契約に関する調査」を実施、2019年5月29日にその結果を発表した。

それによると、店舗での契約数トップは「docomo」で、オンラインでの契約数トップは「楽天モバイル」だった。

直近の契約手続きは3キャリアユーザーは「機種変更」

まず、予備調査として、15歳から69歳の男女44,159人を対象に、直近のモバイル端末の新規契約や機種変更手続きについて聞いたところ、もっとも多かったのは「機種変更」で52.0%となった。

これを3キャリアユーザー(n=33,935)、格安スマホユーザー(n=10,224)に分けて見てみると、3キャリアユーザーは「機種変更」が60.2%でもっとも多かったことに対し、格安スマホユーザーは「MNP」がもっとも多く27.2%という結果になった。

覚えていないと回答した人を除き、契約した時期を聞いたところ、新規契約(n=6,052)とMNP(n=4,671)は「1年以内」に行ったという回答がもっとも多く、機種変更(n=22,958)は「2年より前」という回答がもっとも多い結果となった。

予備調査で1年以内に新規またはMNPで通信会社を契約したと回答した4,000人に本調査を行った。調査対象者に契約している通信会社を選んだ理由を聞いたところ、3キャリアユーザー(n=2,099)は「ブランドイメージがよい」、格安スマホユーザー(n=1,901)は「他の通信会社より安いと思った」がそれぞれトップの理由となった。

店舗契約は「docomo」が、オンライン契約は「楽天モバイル」がトップ

通信会社の各契約を行った場所を聞いてみると、「キャリアショップ・直営店」が52.3%、次いで「家電量販店などのカウンター」15.1%、「オンラインの公式サイト」11.5%となった。

キャリアショップ、家電量販店、携帯ショップなど、店舗で契約したと回答した人(n=32,075)と、オンラインで契約したと回答した人(n=5,089)が契約している通信会社を集計したところ、店舗契約は「docomo」が39.4%、次いで「au」が27.9%、「SoftBank」が19.0%となり、オンライン契約は「楽天モバイル」が20.9%、次いで「docomo」が17.5%、「mineo」が10.1%となった。

店舗で契約したと回答した人(n=3,120)とオンラインで契約したと回答した人(n=880)に契約手続きの満足点を聞いたところ、店舗契約者、オンライン契約者ともに「自分に合った料金プランを選ぶことができた」がトップにあがった。

ただし、店舗契約者は28.3%、オンライン契約者は40.1%と、よりオンライン契約者の方が料金プランの選択について満足していることがわかった。

続いて、店舗契約者に店舗を選んだ理由を聞いたところ、「店員に分からないことをすぐ聞ける」が38.5%、次いで「近所に店舗がある」が31.4%、「対面の安心感がある」が29.1%となった。

オンライン契約者にオンラインを選んだ理由を聞いたところ、「好きな時間に申し込める」が49.3%、次いで「自宅や好きな場所で申し込める」が44.1%、「店舗へ行くのが手間」が40.7%となった。

※本調査は2019年5月時点のもの。
調査は、2019年4月26日~5月7日の期間で15歳~69歳の男女44,159人に予備調査を行い、1年以内に新規・MNPで通信会社を契約したと回答した4,000人に対して「2019年5月 モバイル通信契約に関する調査」を実施した。

<参照元>
『店舗での契約数トップは「docomo」、オンラインでの契約数トップは「楽天モバイル」 店舗での契約理由は「店員に分からないことをすぐ聞ける」 オンラインでの契約理由は「好きな時間に申し込める」』
MMD研究所

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