QRコード決済は浸透しつつも継続使用者は約半数との結果に

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リサーチ・アンド・ディベロプメントは、首都圏在住の20~69歳を対象に「キャッシュレス決済」に関する調査を実施し、2019年5月29日にその結果を公表した。

スマホQRコード決済の所有・登録経験ありは29.2%だが、登録者の約半数が使っていない

キャッシュレス決済方法別に所有・登録率と、「所有・登録しているが現在利用していない」という中止率をみると、カードタイプ電子マネー(Suica、PASMO、nanacoなど)の利用中止者が23%、スマホタイプ電子マネー(モバイルSuica、楽天Edy、iDなど)、QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、Apple Pay、LINE Payなど)ともに14%が利用中止者という結果となった。

登録者数に対しての中止率では、デビットカードに次いでスマホQRコード決済の中止率が高く、登録経験者の半数近くが現在使っていないという結果だった。

また、QRコード決済のアプリ登録は約3割と、ユーザー数は順調に伸びているが、約半数の人が、登録しても現在使っていないという状況であり、大型キャンペーンなどお得なサービスを利用するために登録したが、「キャンペーンが終われば使わない」という声が多いという。

同社は、「クレジットカードで済む」という声も多く、今後の登録者数アップ、利用の定着のためにはクレジットカードとは違うなんらかの価値提供が必要だとしており、ユーザーがどのようなことを求めているか、満たされていない欲求は何なのかなどを、キャッシュレス決済の浸透状況と合わせ引き続き調査していくとしている。

<参照元>
QRコード決済は浸透しつつも継続使用者は約半数
R&D

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