2019年5月27日、DIIIG(ディグ)は、人と地域の関係性を深め、ファンを増やし育てていく「おでかけ促進プラットフォーム」において、位置情報によりポイントレートが変動するシステムの特許を取得したことを発表した。
システム概要
- 専用ポイント発行
- 位置情報取得とポイントレートの変動
- ミッション設定
専用ポイントとは契約した小売店や、飲食店、サービス提供店などの店舗で使用可能なポイント。特定の商店街や商業施設、店舗など、限定された範囲だけではなく、このサービスを契約する全国の店舗で共通して使用できる。
専用ポイントは商品との交換や、特定の商品の値段を割り引くクーポンとしても利用可能。
獲得したポイントはユーザーが任意のタイミングで使用できるようになっている。ユーザーがポイントを取得したときと、使用するときの位置情報を取得し、現在地と設定領域の距離に応じてレートを変動させることができる。
設定領域内での使用が一番お得になるため、再訪促進が見込め、またユーザーがある特定の地域に近づいたときに専用アプリからプッシュ通知で情報を知らせることも可能だという。
商店街、複合商業施設など、特定の期間内に特定のアクションを行った場合、ミッションをクリアしたことになり、そのユーザーに対して専用ポイントを付与できる。
このミッションは目標に応じて自由に設定でき、ユーザーの行動を促して活性化につなげられる。
ミッション一例
- イベントの参加
- 商品の購入
- WEBサイトの記事の「いいね!」
同社は、同システムの効果として以下を挙げている。
- ユーザーが所定の場所で所定の行動をとったとき、その場所以外でも使用可能なポイントが付与されるため、旅行で再び訪れる可能性が低いユーザーであっても、ポイントを得るためのアクションを促すことが期待できる。
- 所定の場所でユーザーに付与されたポイントは、その場所で使用するほうがそれ以外の場所よりもレートが高くなるように調整できるので、再来店の効果が期待できる。