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「TesTee Lab」では20代の男女3,712名(20代男性1,520名、20代女性2,192名)を対象としてLINEに関する調査(※)を実施。その結果を公開した。主な調査結果は以下のとおりとなった。
20代のLINEの利用率、男性92.9%、女性95.6%
20代男女3,712名を対象にLINEの利用率を調べたところ、男性の92.9%、女性の95.6%が「利用している」と回答。
またLINEを利用していると回答した人に、LINEの機能の利用に関して聞いたところ、男女いずれも「スタンプ」の利用率(男性約78.6%、女性91.7%)が最も高かった。全体的にみると、男性より女性の方がLINEの各機能を積極的に利用している傾向が見受けられる。
20代のLINEの課金経験、男性43.9%、女性52.1%
LINEの機能やサービスの利用にあたり課金の経験があるか聞いたところ、「課金したことがある」と答えたのは、男性では43.9%、女性では52.1%だった。
次に課金経験かあると答えた対象者に、なにに課金したか聞いたところ、男女ともに「スタンプ」と回答した人が最も多かった。課金経験がある人のなかで、スタンプで課金をしたのは男性では91.0%、女性では93.9%だった。
さらに課金経験者に対してLINEストアを知っているか、LINEストアで購入経験があるか聞いたところ、「知っている」と回答したのは全体の86.5%、「購入経験がある」と回答したのは57.7%だった。
LINE Pay「祝令和 全員にあげちゃう300億円祭」の認知度、男性34.3%、女性24.5%
5月20日から開始された1,00円相当のLINE Payボーナスがもらえる「LINE Pay/祝令和 全員にあげちゃう300億円祭」について知っているか聞いたところ、男性の34.4%、女性の25.4%が「知っている」と答えた。
知っていると回答した人に対し、キャンペーンに参加する予定があるか聞いたところ、男性の69.9%、女性の58.2%が「予定がある」と答えた。
同社はLINEの利用率・課金率は男性より女性の方が高かったものの、キャンペーンの認知度・参加意向は男性の方が積極的であることがわかったと話している。
LINE Payの利用率、男性26.3%、女性18.8%。利用したきっかけの1位は男女ともに「支払いに必要になったため」
LINE利用者に対して、LINE系列のサービスの利用経験があるものはなにか聞いたところ、「LINE Pay」と回答したのは、男性では26.3%、女性では18.8%だった。
次にLINE Payを利用していると答えた人に対し、なにをきっかけに利用を開始したか聞いたところ、男女ともに「支払いに必要になったため」と答えた人が最も多かった。「キャンペーンに参加するため」は2位だった。
LINE Pay利用頻度、女性より男性の方が高い傾向
LINE Payの利用者に対し、利用の頻度を聞いたところ、「毎日」と答えたのは男性では23.8%、女性では9.7%だった。次に「週に1回以上」と回答したのは、男性60.8%、女性42.6%で、これらの結果から同社は、女性に比べ男性の利用頻度が高い様子がうかがえると指摘している。
またLINE Payのなかでも利用経験のある機能については、男女ともに「コード払い/コードリーダー」と回答した人が男女ともに約半数で最も多かった。
QR/バーコード決済をよく利用する場所やものは何か聞いたところ、コンビニ・ドラッグストア・飲食店といった身近なお店が上がった。利用できると便利だと思う場所に関しては、自動販売機・スーパーといった身近なお店のほか、ガソリンスタンド、公共機関の券売機などの交通関係の場所で利用したいという声もあった。
LINE Pay以外のQR/バーコード決済利用状況、男性68.0%、女性48.9%
LINE Pay利用者に、LINE Pay以外のQR/バーコード決済を利用しているか聞いたところ、男性の68.0%、女性の48.9%が「利用している」と答えた。
日常的に利用するQR/バーコード決済サービスの数については、男女いずれもおよそ5割が「1つ」と回答。一方で「3つ以上」と回答した人も男性で21.3%、女性で9.5%と男女間で差が見られた。
この結果から同社では、全体的にQR/バーコード決済サービスについては、女性と比較して男性の方が積極的といえそうだと指摘している。最後にQR/バーコード決済を利用して良かったことはなにかきいたところ、以下のような声があがった。
- 子供を抱っこしてたりするので 会計がすぐ済む(25歳女性)
- 財布に現金持ち合わせてなくても買い物出来る事、ポイントが付く事(28歳女性)
- 数値で残高がわかる、管理しやすい(28歳男性)
そのほか、財布を持っていなかったり手があいてなかったりするときに、スマートフォンひとつで会計できる点、残高を管理しやすい点などがあがった。
<調査概要>
■調査期間:2019年5月17日(金)
■調査項目
<基本情報>LINE利用率/利用している機能/利用している関連サービス/課金率/課金したもの/LINEストア利用率
<経験者情報>LINE Payキャンペーン認知度/参加意向/LINE Pay利用率/利用頻度/利用時期/QR決済利用率/利用サービス
<参照元>
『LINE Payに関する調査レポート【20代対象】』
TesTee Lab.