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ドコモ、画面タッチだけで訪日外国人との会話を支援「タッチで会話」リリース

NTTドコモは、訪日外国人旅行者などとの会話によるコミュニケーションを支援する、法人向けios対応タブレット※1アプリ「タッチで会話®」を、年額3万円※2から2019年5月22日より全国で提供を開始したことを発表した。

※1:ios対応タブレット専用のアプリ。ios対応スマートフォンやAndroid OSには対応していない。
※2:1ライセンスあたり1年契約の場合30,000円/年、月額の場合3,000円/月。

「タッチで会話」とは

「タッチで会話」は画面上のアイコンや定型文をタッチするだけで、選択した外国語音声で該当の文章が発話され、日本語と外国語の文章が画面に表示されることにより、素早く確実にコミュニケーションが可能となるアプリ。

画面に表示させるコンテンツはユーザー自身で自由にカスタマイズが可能。

また、日本語、英語、中国語、韓国語など最大27か国の言語に対応しており、アイコンや地図画像なども設定できるため、従来言葉では伝えにくかった道案内なども、アプリに表示した地図などの画像の上に指で書き込みながら応対することができ、観光案内所の受付や飲食店・小売店の接客、病院の診察時など、さまざまなシーンで活用ができるという。

利用シーンに合わせて利用可能な3つのモード

  1. インフォメーションモード
  2. 店舗や施設カウンターなどに設置し、外国人自らが画面上のアイコンをタッチすることにより、情報を取得することができるモード。観光施設や周辺施設の営業時間や料金、伝えたい特徴などの各種案内が可能。

  3. ヒアリングモード
  4. 来訪した外国人から必要な情報を収集するために利用するモード。病院来院時などの問診で質問と回答を繰り返すシーンなどで活用可能。

  5. アナウンスモード
  6. 選択した文章を複数の言語で連続して読み上げるモード。災害時などに多言語で多数の人に向けて発信する際にも利用可能。

同社は今後、「タッチで会話」の提供により、増加する外国人観光客に対応する人手不足の解消と、地域経済活性化など社会課題解決に貢献していくとしている。

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