セブン‐イレブン・ジャパンは、セブン&アイ独自のバーコード決済サービスである『7pay(セブンペイ)』の利用を、全国のセブン‐イレブン20,925店(2019年4月末現在)にて2019年7月1日(予定)より開始することを発表した。
同サービスは、セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン・ペイが提供するスマートフォンをツールとしたバーコード決済サービスだ。セブン‐イレブンアプリ内から最短2タップの画面遷移で登録が完了、支払い時もボタンひとつでバーコードを表示。7payへのチャージは、店頭レジをはじめ、セブン銀行ATM、各種クレジットカードなどからいつでもチャージが可能となっている。
同時に「7pay」に加え「PayPay」、「メルペイ」、「LINE Pay」の国内3社および「アリペイ(Alipay)」、「WeChat Pay(微信支付)」の海外2社を加えた5社のバーコード決済サービスについてもセブン‐イレブン店舗での利用が可能になるという。
同社ではこれまで、セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」をはじめ、交通系電子マネーや各種クレジットカード等のキャッシュレス決済が可能であったが、グループのアプリ・CRM戦略を推進すべく、2019年7月よりグループ独自のバーコード決済サービス「7pay」をセブン‐イレブンアプリ内からの登録を開始することで、ユーザーの利便性向上を図るとしている。
また、今回複数のバーコード決済サービス開始にあたり、レジ操作時において店舗の従業員が、ボタンひとつで全てのバーコード決済に対応可能となる新たな機能を独自開発することで、セブン‐イレブン加盟店側の負荷軽減に向けたシステムを導入する。