「折りたたみスマホ」若年層ほど高い購入意欲、認知率は約7割

ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」において、17歳~69歳の男女1,100名を対象に「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年4月度)」の結果を発表した。

折りたたみスマホの認知率は約7割で、若年層ほど高い購入意欲があることがわかる結果となった。一方で、中古スマホに興味があるのは男性のほうが女性の約2倍と高いことも判明した。

調査結果の概要は以下のとおりとなっている。

若年層ほど高い購入意向を見せる「折りたたみスマホ」、約7割が認知

スマートフォン利用者のうち、液晶画面を折りたためる「折りたたみスマートフォン」を認知している人は69.7%の結果となった(*)。

折りたたみスマートフォンの「購入を検討している」人の割合は、10代で15.9%、20代は10.2%、30代は11.2%、40代は3.0%、50代は3.0%、60代は3.2%だったことから、30代までの購入意欲が高いことが高いことがわかったという。

※「購入を検討している」「興味はあるが、購入は検討していない」「知っているが、興味はない」の合計。

「中古スマホ」認知率は約8割、興味がある男性は女性の約2倍

スマートフォン利用者のうち、6.2%が「現在、中古スマホを使用している」人だった。

また、「以前は使用していたが、今は使っていない」と回答した人は4.3%、「使用したことはないが、興味はある」で15.4%、「知っているが、興味はない」が53.4%と、中古スマホの認知率は79.3%となった。

「使用したことはないが、興味はある」人を性別で見てみると、男性は20.3%、女性は10.7%で、男性が女性よりも中古スマホに興味を持っている人が多いことがうかがえた。

今のスマホに約7割が満足、過半数は「良い機種があれば買い替えたい」

現在使用しているスマートフォンに69.4%の人が「満足している」と回答した(*)。そのうち、「買い替えを検討していない」人は48.9%、「良い機種があれば買い替えたい」人は51.1%だった。

現在使用しているスマートフォンに満足はしていても、もっと良い機種が出てくれば買い替えたいと思っている人がやや多い結果となった。

※「満足していて、買い替えも検討していない」「満足しているが、より良いものがあれば買い替えたい」の合計。

10代の約2割が「+メッセージ」を利用

スマートフォン利用者のうち、13.9%の人が携帯電話番号だけでメッセージが送れる「+メッセージ(*)」を利用していた。

年代別にみると、10代では18.2%、20代は14.1%、30代は18.2%、40代は11.2%、50代は11.6%、60代は11.1%だった。

いずれの年代でも利用率は1割を超え、10代と30代の利用がほかの年代に比べて高い結果となった。

*NTTドコモとKDDI、ソフトバンクが提供しているメッセージサービス


<調査概要>
調査期間 :2019年4月26日(金)~2019年5月1日(水)
調査対象 :17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

参照元
「折りたたみスマホ」の認知率は約7割。若年層ほど高い購入意向
Marketing Research Camp

モバイルバージョンを終了