Live Duoは、2019年5月20日、インフルエンサーとファンを繋げるプラットフォーム 「O2 (オーツー)」 のWeb版のクローズドβ版をローンチするすると発表した。
同サービスは、インフルエンサーが自身の5分間を売買できる1on1トークのプラットフォームサービスだという。
ファンがオンライン上でトークテーマ、トーク時間、金額のカスタマイズをし、自分の話したい内容やトーク時間に調整することで、その人だけの、記憶に残るオーダーメイドの体験を作成することができるとしている。
インフルエンサーは作成されたトークを元に5分間のビデオチャットをファンと行うことで報酬を獲得。
従来では、企業案件がメインだったインフルエンサーも、自身の5分間を直接バリューに変えることで、短時間で報酬を獲得でき、本来やりたい活動に専念することが可能になるという。
「O2 (オーツー)」 の特徴
クリエイターを安定の職業に
従来のインフルエンサービジネスでは、どれだけファンがついたとしても全体の上位数%しか十分な収益をもらえていなかったという。特にフォロワー数万人レベルのミドルクリエイター層で、これらが顕著であるとのことだ。
同サービスでは、ファンはいるけれど、生活はまだまだ不安で、収入面でももっと高みを目指したいというインフルエンサーが、自身の時間をビデオチャットで販売することにより、短時間で十分な報酬が得ることが可能。
他の手法に比べより効率的、安定的にインフルエンサーのマネタイズを実現するとしている。
フルオーダーメイドの体験
インフルエンサーが提示するトーク日時の中から、ファンサイドが好きな時間を選び、トークの長さや話すテーマ、その金額までもを自由にカスタマイズが可能。
これにより、ファン1人に合わせたオーダーメイドの体験になり、インフルエンサー側も、事前にトーク内容がわかっていれば、抵抗感を感じず戸惑うことなく柔軟に話すことができるとしている。
ファンからの「話したい!」に手軽に答える
ファンの多くは、直接応援したい、相談したいといったトークニーズを持っており、このニーズに応えるために従来、インフルエンサー側がオフ会をセッティングするなど多くの手間がかかり、ファンサイドでは、参加したがあまり話せなかった、想像していた時間とは違ったなど物足りなさを感じることもあったという。
同サービスでは、ファンが設定するトーク内容に沿って5分間トークをするだけなので非常に手軽にそれらのニーズに応えることが可能。
さらに、個々人がそれぞれに持つニーズに応えることができるためファンの満足度も非常に高くなるという。
同社は今後、アプリの開発や海外展開、ビデオアンケート調査やマーケティング事業、EC事業の展開していくとしている。