シグマクシス、ユナイテッドアローズ、博報堂DYメディアパートナーズの合弁会社であるfitomは、2019年5月9日、試着シェアアプリ「fitom」(フィットム)をリリースした。

「fitom」とは、実店舗における個人の試着情報のシェアを通じて、買い物の利便性向上、参加ブランドの販売促進を支援するアプリケーションサービスである。

fitomでできること

<試着してもらう>

  1. 試着をリクエスト
  2. アプリで気になるアイテムを見つけたら、1タップで気軽に試着をリクエスト。

  3. 試着フォトをチェックして買い物

試着フォトを確認してサイズ感やシルエットを確認。お気に入りのアイテムは、カートに追加してユナイテッドアローズのオンラインストアで買い物できる。

<試着してあげる>

  1. バーコードをスキャン
  2. お店で、商品タグのバーコードをスキャンしその場でfitomポイントやアイテムのシルエットを確認。

  3. 試着をシェアしてポイントを獲得

試着をしたら、自分の試着姿を写真に撮って登録。試着フォトをシェアしてfitomポイントを獲得。貯まったポイントは、500ポイントからクーポンとしてユナイテッドアローズ対象ブランド店舗の買い物で使用可能。

<おしゃれを記録する>

  1. 自分のお気に入りを管理
  2. スキャンやリクエストをして、気になったアイテムは全て「マイコレクション」に記録される。

同社は、ユーザーがオンラインショッピングでアパレル商品を購入する際の不満の主因は、“試着ができない”ことにあるという。

一方、アパレル業界では、オンラインショッピングのさらなる活性化や、店舗や販売スタッフのより一層の活用、オムニチャネル化による新たな買い物体験の創造を求められているという。

「試着」という体験価値を生かした同サービスで、このようなユーザーとアパレル業界双方の課題を解決し、ユーザーのショッピングにおける新たな楽しさと利便性の提供と、ブランド自社ECへの送客および売上向上の支援を目指すとしている。

参加ブランドは、下記ユナイテッドアローズ社の17ブランドを予定。

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