ブロックチェーンで社員間交流を活性化「HAPPY COIN」

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ナツメアタリは、ブロックチェーンを活用した従業員間コミュニケーションシステム「HAPPY COIN」(特許出願中)の開発を2019年4月26日に完了したことを受けて、同年5月7日より期間限定のモニターリリースを開始したと発表した。

ブロックチェーンの非改ざん性と相互接続という特徴をコミュニケーションツールに活用したサービスになるという。

HAPPY COINとは

HAPPY COINとは、社内で発生する「ありがとう」の気持ちを可視化させ仮想通貨として交換させることで、社員間のコミュニケーションを活性化させるサービス。本サービスを導入することで、社員間の交流が生まれやすい環境を創り、仕事に対してもよりポジティブな働きかけを生み出すことを目的しているという。

HAPPY COINの仕組み

HAPPY COINでは毎週、システムから社員全員にレッドコインが10枚ずつ配布される。レッドコインは貯められず1週間で消えてなくなるので、他者に送ることで消費する。レッドコインは、自分が評価したい、またはお礼を伝えたいスタッフにメッセージを付けて送ることができる。そのため受け取った人はなぜ評価されたかがわかる仕組みとなっている。受け取ったコインはブルーコインに変わるが、レッドコインと異なり消失することはない。

貯まったブルーコインの活用例

ブルーコインの使い途は導入会社で自由に設定可能となっている。以下の活用例が考えられる。

同社はHAPPY COINを導入することで、「褒めてもらえる」、「見てくれている人がいる」がわかり承認欲求を満たすことが可能となることから、従業員満足度の向上につながると考えられるという。

また、貯まったコインで得をするので、給与以外のご褒美感でモチベーションを上げられる。加えて、「ありがとう」を送り合う仕組みにより、コミュニケーションや人間関係の円滑化が期待できることが社員側のメリットになるとしている。

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