マイボイスコムは、2回目となる『スマートスピーカー』に関するインターネット調査(回答数:10,535件)を2019年4月1日~5日に実施し、その結果を発表した。
スマートスピーカーの認知
スマートスピーカーの認知率は8割弱で、2018年調査より増加。「どのようなものか、内容を知っている」が28.7%、「聞いたことがある程度」が49.9%となった。
スマートスピーカーの利用状況および利用している機能
自分でスマートスピーカーを利用している人は5.5%、「自分だけで利用している(同居家族は利用していない)」が2.4%、「自分を含む同居家族で利用している」が3.1%。
「自分は利用していないが、同居家族が利用している」(1.9%)を含む、自分または家族が利用している人は7.4%であった。
スマートスピーカー世帯利用者が利用している機能は(複数回答)、「天気予報を聞く」が50.7%で最多。
次いで、「音楽を聴く」「ニュースの読み上げ」が3~4割、「アラーム・時報、タイマーの設定」「言葉の意味を調べる、翻訳」「時刻の確認」が各2割となった。「ニュースの読み上げ」は男性40・50代、「音楽を聴く」は女性で比率が高い傾向にあったという。
スマートスピーカーの利用意向
スマートスピーカーの利用意向は16.9%。現在利用者(自分だけ利用、自分と家族で利用)では8割弱、自分以外の家族利用者では4割弱であった。非利用者では利用意向が1割強、非利用意向が5割弱という結果に。
スマートスピーカーでやってみたいこと・利用したい機能
スマートスピーカー利用意向者がやってみたいこと・利用したい機能は(複数回答)、「天気予報を聞く」が58.5%、「ニュースの読みあげ」が40.7%、「音楽を聴く」「言葉の意味を調べる、翻訳」「アラーム・時報、タイマーの設定」「家電や照明器具などの操作」「乗り換え案内、目的地への行き方の検索」が各30%程度であった。
「ニュースの読みあげ」「スポーツの試合などの結果の確認」は男性、「料理レシピの検索・表示」「言葉の意味を調べる、翻訳」は女性で比率が高い結果となった。
スマートスピーカー購入時の重視点
スマートスピーカー利用意向者に購入時の重視点を尋ねたたところ(複数回答)、「本体価格」「メーカー・ブランド」が5~6割、「操作のわかりやすさ」「音声認識の精度」「AIアシスタント」が各4割弱であった。
「大きさ」「操作のわかりやすさ」「手入れのしやすさ」「持ち運び可能」「セキュリティ」は女性高年代層で比率が高くなる傾向にあったという。
【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2019年04月01日~04月05日
【回答者数】10,535名
【設問数】 7~9問(テーマによって異なります)
【属性情報】32項目
【調査機関】マイボイスコム
参照:MyEL『スマートスピーカー(AIスピーカー)に関するアンケート調査(第2回)』