マンダムは、30~60代の企業新卒採用担当者412名を対象に、面接中の就活生の態度に関する調査を実施し、その結果を発表した。

同調査によると、入社に対する熱意を伝えるための重要な機会である面接では、話す内容はもちろんのこと、面接中の「態度」も選考に影響することが明らかとなったという。
調査結果の概要は、以下のとおりである。

採用面接において重要視される態度、非言語コミュニケーションでは「視線を合わせて話す」が過半数を超え1位に

「採用面接において、「学生の態度」で重要視するポイントはどこですか?」と尋ねたところ、73.5%が「挨拶をする」、62.6%が「言葉遣い」と回答。多数の採用担当者が、会話におけるマナーを重要視している結果となった。

一方“非言語コミュニケーション”という観点では、「視線を合わせて話す」、「目を逸らさずに聞く」が続いてランクイン。半数以上の新卒採用担当者が、会話だけではなく、会話中の視線も採用面接において重要視していることが明らかとなった。

目を見て話せるか否かが選考に影響

“視線”に関して詳しく尋ねた「採用面接において、しっかりと相手の目を見て話す学生から受ける印象は選考にどの程度影響しますか?」という質問に対しては、27.2%が「大きくプラスに影響する」と回答。「ややプラスに影響する」も含めると8割を超える採用担当者がプラスの影響があると回答したという。

一方、目を見て話すことができない学生の印象について聞いてみたところ、28.4%が「大いに影響する」と回答。「やや影響する」も含めると9割に迫る採用担当者が影響があると回答した。

面接において相手の目を見て話せるか否かが、選考に影響することが明らかとなる結果となった。

目を見て話せると「熱意」や「誠意」が伝わり、話せないと「自信がない」と判断される

「採用面接において、しっかりと相手の目を見て話すことは、どのような評価に繋がりますか?」と尋ねたところ、53.6%が「熱意がある」、52.7%が「誠意がある」と回答。総じてポジティブな評価に繋がることがわかったという。

一方、目を見て話すことができないと、61.4%が「自信がない」、46.8%が「コミュニケーション力がない」というネガティブな評価に繋がるという結果となった。


<調査概要>
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2018年12月実施
調査対象:30~60代 企業新卒採用担当者 男女 412名

<参照元>
『GATSBY 全国統一視線耐性テスト』