2019年4月22日、リスクモンスターは第8回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査結果を発表した。

同調査によると、1位は「国家公務員」(回答率10.3%)、次いで2位「地方公務員」(同9.1%)、3位「トヨタ自動車」(同2.9%)との結果となった。

業種に関しては、製造業が13社(トヨタ自動車、味の素、パナソニック、本田技研工業(ホンダ)、タカラトミー、アップル(Apple)、任天堂、キヤノン、資生堂、サントリー、武田薬品工業、デンソー、日立製作所)と最も多かった。

ランキングが大きく変動した企業としては「味の素」(前回24位→4位)、「本田技研工業(ホンダ)」(前回24位→6位)、「タカラトミー」(前回55位→11位)、「富士フイルム」(前回84位→13位)、「デンソー」(前回62位→20位)、「東レ」(前回135位→20位)、「日立製作所」(前回38位→20位)の上昇が目立ったとしている。

父母・祖父母ともに「安定性」および「給与額」を重視する傾向

子に勤めてほしい企業、孫に勤めてほしい企業において、前回同様にトップ3は「国家公務員」、「地方公務員」、「トヨタ自動車」が占め、父母世代と祖父母世代で安定的なイメージの強い公務員が上位にランクインしている。

また、子に勤めてほしい企業、孫に勤めてほしい企業において重視するポイントは「給与額」、「社員を大切にする」、「福利厚生」、「将来性」、「雇用形態」が上位となった。

父母世代は祖父母世代に比べ、「給与額」、「残業時間」など実際に働く子どもの労働環境を重視する傾向がみられた一方で、祖父母においては「将来性」、「社会的責任」、「企業規模」、「業績」など、企業質を重視する傾向がみられた。

[実施概要]
調査名称:第8回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査
調査方法:インターネット調査
調査エリア:全国
期間:2019年3月27日(水)~3月31日(日)
調査対象者: 未成年の子(男)をもつ20~69歳の男女個人 200人
      未成年の子(女)をもつ20~69歳の男女個人 200人
      未成年の孫(男)をもつ20~69歳の男女個人 200人
      未成年の孫(女)をもつ20~69歳の男女個人 200人
調査対象企業と選定方法:各業界の大手企業・組織200社を抽出
有効回収数:800サンプル

参照:第8回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査