アドフレックス・コミュニケーションズは、「AI(人工知能)」について、全国の20~60代の男女357名を対象にアンケート調査を実施、2019年4月22日、調査結果を発表した。
その結果、AIがどんなことができるか「知っている人」はわずか18%しかいないことが判明した。
AIがどんなことができるか「知っている」のはわずか18%
今回の調査では、18%がAIを「知っている」と回答した。「知っている」と答えた割合を年代別に見ると、20代が73.6%、30代が79.2%、40代が73.6%、50代81.9%が、60代が78.3%と、50代の認知度がもっとも高いことがわかった。また、AIのイメージについて83%が「ポジティブ」と回答した。
「AIとは、ズバリどんなものだと思いますか?」という質問では全体の59%が「自分で学習するシステムのこと」、50%が「ロボットのこと」と回答。どの世代もこの2つのイメージが強いようだ。
次に多かった回答には「仕事を効率化するツールやシステムのこと(19%)」、「便利な家電のこと(11%)」が続いた。
一方で、「インターネットのこと(11%)」、「人工的に作られたクローンのこと(8%)」など、AIに対する誤った認識も一定数見られた。
また、AIのイメージついて聞いたところ、以下のような回答が寄せられた。
- 学習能力がすごい。生活を便利にしてくれる(20代 女性)
- これからの時代にかかせないもの(20代 男性)
- 最初はよく分からなくて怖かったが、実際に利用してみると自分の生活を楽にしてくれる、手助けしてくれるものだと分かったので、今は便利でどんどん進化していくものだと思う(20代 女性)
AIに求めるもの、それは「家族のようになってほしい」
AIが搭載されている製品について聞いたところ、もっとも回答多かったのは「スマートフォン」だった。スマートフォンに搭載されているAIアシスタントの「Siri」などが身近なAIとして広く認知されているのかもしれない。続く2位は「自動車」、3位は「Google Home」、「Amazon Echo(Alexa)」といった「スピーカー」だった。
また、将来的に「AIが解決してくれる」 もしくは「解決してほしい」と思うことがあれば教えてください、と聞いたところ以下のような回答が寄せられた。
- 完全自動運転や家族のような存在になって話し相手や介護してくれるロボットが欲しいですね (60代 女性)
- 今の家を買うべきか、売るべきか、など大きな買い物をするときの決断を任せたい(30代 男性)
- 家族の一員のような存在であってほしい (30代女性)
※本調査は2019年4月時点のもの。
調査は、全国20代~60代の男女357名を対象に、2019年3月29日~4月2日の間に行われた。
<参照元>
『AI(人工知能)にどんなことができるか「知っている人」はわずか18%! あなたの認識は合っている? 今更聞けないAI(人工知能)の認識/イメージ調査』
アドフレックス・コミュニケーションズ