KDDI、神戸市と共同で阪神・淡路大震災「復興VR」を開発

兵庫県神戸市とKDDIは、阪神・淡路大震災の教訓を継承し、防災意識を高めるVRコンテンツ「あなたが伝える阪神・淡路大震災-復興VR」(以下「復興VR」) を共同で開発した。

2019年4月28日から4月29日の間、神戸市で開催されるイベント「078(※)」で参加者を対象として復興VRの視聴体験を実施するとしている。

KDDIと神戸市は2018年12月21日に地域活性化を目的とした連携に関する協定 (以下 本協定)を結んでおり、復興VRの共同開発とイベントでの視聴体験は、本協定の取り組みの一環として行われる。

■復興VRコンテンツの内容

■復興VR視聴体験の概要

1995年1⽉17⽇に発⽣した阪神・淡路⼤震災は2020年に発⽣から25年を迎える。震災を経験していない若い世代が増える一方、神⼾市は震災当時の資料を多数保有しているにもわらず、⼗分に活⽤できていない現状があった。

この課題に対してKDDIと神戸市は、震災の⾵化を防ぎ防災意識を若い世代に引き継ぐことを目的に、保有していた写真や映像を新たに活⽤して復興VRを共同開発したという。今後新しい防災教育のツールとして地域や教育現場での活⽤を予定している。

※「078」とは・・・
「若者に選ばれ、誰もが活躍するまち」神⼾を実現するため、未来に向け魅⼒と活⼒あふれる都市として発展する神⼾を発信するための新たなクロスメディアイベント。エンジニアによる参加共創型フェスティバル。

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