オープンイノベーションプラットフォームを展開する「eiicon」は、国内で実施された150以上のアクセラレータ―プログラムを計測・分析の上マップ化し、「アクセラレータープログラムカオスマップ2018年度版」を無料公開した。

アクセラレータープログラムとは、ベンチャーキャピタル(VC)が期間の決まっているプログラムを設け、選考を通過したスタートアップにビジネス拡大を支援するものだ。

国内では2015年以降、アクセラレータープログラムは増加の一途をたどっており、近年は「スタートアップとつながりを作りたい」、「スタートアップとオープンイノベーションを進めたい」大企業が取り組みやすい施策のひとつとしてプログラムを採用するケースが多くなっているという。

そこで国内で2018年度に開催された、もしくは開催することが発表されたアクセラレータープログラムを、「IT・デジタル」「金融」「エネルギー」「交通インフラ」「通信・輸送インフラ」「メーカー・ものづくり」「食」「メディカル・ヘルス」「ゲーム・エンタメ」「公共・自治体」「不動産」「商社」「ベンチャーキャピタル」「サービス・メディア」「その他」という15のカテゴリーに分類しカオスマップ化した。

2018年度版カオスマップでは、数あるアクセラレータープログラムから抽出した108のプログラムを紹介している。

eiiconは今後もオープンイノベーションにチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施するとしている。

<参照元>
『2018年度アクセラレータープログラム108選』