リーディングマークは2019年4月16日、旧帝大(北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大)、慶大、早大、一橋大、東工大生である最上位校生を中心とした「2020年卒就職人気企業ランキング」を企画・編集し、上位100社の人気ランキングを発表した。
それによると、人気ランキング100社のうち上位20社は、総合商社、デベロッパー、広告代理店、メガバンクなどの大手日系老舗企業が独占する結果となった。
人気上位5社は五大総合商社
2019年卒と比較しても、上位20社のうち、上位5社は2020年卒も変わらず五大総合商社(三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅)となり、金融不人気が叫ばれる一方で、三菱UFJ銀行、三井住友銀行は上位20社にランクイン、みずほフィナンシャルグループは24位にランクアップするなど、メガバンクの人気はなおも健在。
東大や京大といった最上位校生が志望する企業は、例年と大きく変わらず、大手日系老舗企業であることが明らかになった。
大学別に見ても、東大生・京大生のランキングでは日本政策投資銀行が上位20社にランクイン、アクセンチュアが京大生のランキングの14位、楽天が慶應生のランキングの19位となっているなど、全体結果と若干の違いは見られるものの、全体として大手日系老舗企業人気という傾向は変わらない結果となっている。
※本調査は2019年3月時点のもの。
調査は、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学など計25大学の卒業予定で同社の登録学生会員5,328名(文系76.1%、理系19.2%、その他4.7% / 男性65.9%、女性34.1%)を対象に、同社主催の合同説明会にて、アンケートによって行われた。選社企業は、同社にてリストアップした約400社より学生1人につき第一志望企業群(5社)を選定した。