6割強の求職者がGW期間中も転職活動継続「転職活動に関する調査」

リクルートキャリアは、転職情報サイト「リクナビNEXT」の登録者を対象とした「2019年のゴールデンウィーク転職活動実態」アンケート調査を3月下旬に実施し、2019年4月15日にその結果を発表した。

それによると、GW期間中も、転職活動を実施する予定の求職者が6割を越えることがわかった。

GW期間中に「転職活動」を実施する求職者は64.8%も

GW期間中に「転職活動」を実施すると回答した求職者は64.8%という結果になった。

年代別で見たところ、全ての年代において6割以上が活動予定と回答し、年代による大きな差は見られなかった。

また、12歳以下の子どもがいる求職者の5割以上は「転職活動」を実施すると回答した。家族との時間と並行して転職活動する予定であることが明らかになった。

GW期間中に転職活動を行う理由は、「早く転職がしたい」が67.0%と最も高く、強い転職意向が伺えました。次いで「時間が確保できる」(46.4%)、「時間の融通がきく」(40.6%)の順となった。

活動内容は「求人探し」や「応募活動」


GW期間中の悩み・苦労することは、「休日のため面接対象の企業も休みであること」「祝日の為、面接日程の調整や新しい求人の動きが悪くなる」など。求職者の活動意欲希望が強くても、応募先企業が休暇中のため思うような活動ができないという声が多く挙がった。

それらの理由から、休暇中に実施する活動内容は、個人で完結する「求人探し」(81.8%)や「応募活動」(60.5%)などが上位を占める結果が見られた。

一方で、面接を受ける予定の求職者も3割以上(30.6%)存在し、年代別に見ると、20代が45.2%ともっとも高い結果となった。

リクルートキャリアでは、これらの結果から次のように分析している。

「調査結果からは、大型連休中にすばやく・しっかり未来の自分に向き合いたい求職者の本音が見えてきた。今の求職者は、「多様」で「多忙」だ。人生100年時代の中で、その時々のライフステージに応じて、自らの持ち味を活かせる企業・仕事・働き方を「多様」な基準で選ぶ。その時ネックになるのが、「多忙」ゆえの活動時間の捻出である。この本音にどう向き合うか。企業の採用進化が試されている。」


※本調査は2019年3月時点のもの。
調査は、転職情報サイト『リクナビNEXT』の20代~50代の登録者744名を対象に2019年3月19日~2019年3月31日の間行われた。

<参照元>
『2019年ゴールデンウィーク転職活動実態調査~10連休も「転職活動」求職者の6割以上、「早く転職したい」意向強く「面接実施」3割も~』

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