院内残薬の問題を解決。クラウド医薬品管理「9lione」サービス開始

9lioneは2019年4月11日、2019年4月10日から院内残薬の問題を解決するクラウド医薬品管理「9lione(クリオネ)」のβ版サービスを開始したと発表した。

在庫管理の時間と手間を大幅に削減し院内残薬の問題を解決

9lioneは、AI・光学文字認識技術(OCR)など最新技術を活用し、調剤薬局・クリニック・歯科医院・動物病院など、すべての医療機関を対象とした医薬品管理を簡単に行い、不動在庫を削減、業務効率を高めることが出来るという。

特徴は以下のとおり。

特徴1: カンタン読取「処方せんOCR」

光学文字認識技術(OCR)を活用し、処方せんをiPadなどのタブレットやスマートフォンで撮るだけで情報を読み取ることができ、医薬品の在庫一覧を自動作成・更新を行う。

特徴2: カンタン管理「GS-1コード管理」

従来のバーコードリーダーを使用せず、GS-1コード読み取ることが出来、余計な費用なく開始することができ、入出庫の作業時間も大幅に削減することが可能。

特徴3: カンタン発注「消費データ分析した発注提案」

今までの薬剤師など管理者の経験と勘によっての発注を、患者の来院日や処方医師の傾向をデータ分析し需要・消費予測を行うことにより、無駄をなくすという。

特徴4: カンタン貸借「在庫データとの連携」

従来の在庫管理システムでは、近隣薬局との貸借や売買の管理がなかったため、ズレが多く生じていた。9lioneでは、近隣薬局との貸借や売買もチェック・調整管理ができ、在庫データとの連携ができることで、より正確な在庫管理が可能だという。

特徴5: カンタン設定「薬剤師によるUI/UX」

同社にとると、従来の在庫管理システムでは不要な情報が多く、見にくい設計であることが多く、学習コストが導入障壁になっていたという。実際に臨床現場での経験のある薬剤師や医療従事者がUI/UXの設計を行い、必要な情報を自分で一覧表をカスタマイズできるように設計されており、簡単に設定ができ、導入による学習コストを限りなく少ないデザインになっているとのことだ。

今後は、「マッチングプラットフォーム」、「1シート発注・近隣配送」、「即時買取サービス」、「OCRレセコン」といった機能を追加予定するとしている。

img:PR TIMES

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