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XPANDコードとQRコードをビーコンとした施設内ナビ登場

XPANDは2019年4月11日、新しいバーコードであるXPANDコード(※)とQRコードをビーコンとして用いた施設内ナビゲーション「XPAND IN」(エクスパンド・イン)を提供開始したことを発表した。同サービスは、展示会・見本市会場、大型商業施設、駅・地下街・公共施設・スタジアムなどでの活用を想定されている。

(※1):東京メトロを始めとした交通サイン向けデザインの過程で生まれた空間用のバーコード。

XPAND/QRビーコンによる施設内ナビゲーション「XPAND IN」

従来、施設内のナビゲーションは、iBeaconなどのBLEビーコンやWi-Fiを使って測位するケースが主流だった。これに対し、今回のXPANDコードとQRコードによるビーコン(「XPAND/QRビーコン」)は、カメラで読み取って、位置補正を行うことにより、ローコストに屋内ナビゲーションを行うことができる。さらに、本来の機能である、サイトへの転送などの情報取得トリガーとしても機能する。

また、フランスの施設内特化型ナビ「Mapwize」のシステムを採用し、読取りアプリに統合する。このため、ローコストで安定的な運用が可能になっている。

XPAND INは、XPAND/QRビーコンだけでなく、既存のBLEビーコン、Wi-Fi、Li-Fiなどとのハイブリッド測位への対応や、施設の利用状況分析ができる「利用状況ヒートマップ」機能の提供も計画中である。

また、用途や地域性でMapwize以外のナビシステムが適するケースもあることから、複数のナビシステムを動的に切り替えられるようにしていく予定としている。

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