エン・ジャパンは、「エン転職」、「AMBI」利用者(20代~34歳)を対象に「転職・仕事観」について調査を実施、2019年4月11日にその結果を発表した。
それによると、20代は転職先を選ぶ際に「仕事内容」「勤務地」「事業内容」重視していることが明らかになったという。
転職する際に重視するのは20代は「裁量」、30代は「知名度」
転職先を選ぶ際、各項目についてどれだけ重視するか質問したところ、重視する(重視する+やや重視する)と回答した人の割合が高い項目上位3つに挙げられたのは「仕事内容」(82%)、「勤務地」(81%) 、「事業内容」(76%)だった。
また、転職先を選ぶ際に重視する(重視する+やや重視する)項目を年代で比較した。20代と30代前半で大きく差が出た項目は「裁量の大きさ」(差:16)、「評価制度」(同:14)、「社会貢献度」、「給与」、「休日」(同:11)。一方、30代前半は「知名度」が20代よりも高い結果になった。
そして、転職先を選ぶ際に重視することを20代年収別にみると、年収800万円以上の人は年収400万円未満よりも「事業戦略」(差:33)、「ビジョン」(同:19)、「事業内容」(同:16)を重視していることがわかった。
一方、年収400万円未満の人は、年収800万円以上の人よりも「休日」、「オフィス環境」、「勤務地」を重視していることがわかった。
※本調査は2019年3月時点のもの。
調査は、『エン転職』『AMBI』を利用している20~34歳の男女1,451名を対象に、2019年3月12日~3月19日に実施された。
質問項目は以下のとおり。
・就職活動時及び転職活動時に下記項目についてどの程度重視しましたか?4段階(※)でお応えください。
(※)重視した/重視する、やや重視した/やや重視する、あまり重視しなかった/あまり重視しない、重視しなかった/重視しない
仕事内容、裁量の大きさ、給与・年収、上司・同僚、業界、事業内容、ビジョン、事業戦略、社風、企業の将来性、休日、企業知名度、評価制度、勤務地、オフィス環境、社会貢献度
・あなたが考える理想のキャリア・仕事・働き方はどのようなものですか?(自由記載)
<参照元>
『20代の転職・仕事観 意識調査2019』