BIGLOBEは、「動画に関する意識調査」を実施、2019年4月11日に調査結果の第2弾を発表した。
それによると、ネット動画・番組を見るデバイスは、20代女性は「スマホ」9割超になることがわかった。
全世代でもネット動画・ネット番組を見るデバイスは「スマホ」
20代から60代の男女623人に、ネット動画・ネット番組を見る際のデバイスを質問したところ、「スマホ」(58.3%)が最多だった。僅差で「PC」(57.6%)が2位となり、「テレビ」(25.4%)、「タブレット」(20.2%)と続いた。
20代女性に限ると、最多の「スマホ」が92.3%と、全体平均を大きく上回る結果になった。また、全体では「スマホ」と僅差の2位だった「PC」は21.5%となり、20代女性はネット動画・番組を「スマホ」で見ることが浮き彫りとなった。
20代から60代の男女1,000人に、体調不良で静養中に寝る以外にすることを質問すると、「テレビを見る」が69.4%で最多だった。「インターネットで動画を見る」(41.2%)、「音楽を聞く」(35.2%)、「本を読む」(29.5%)、「SNSを見る/投稿する」(24.1%)と続いた。
20代男性に限定すると、「テレビを見る」(68%)に続いて「インターネットで動画を見る」が61%となり、ネット動画がテレビに近接した結果となった。また、「SNSを見る/投稿する」が全体平均と比較して10ポイント近く上昇している。
20代女性に限定すると、2位の「インターネットで動画を見る」は48%で全体平均よりやや高く、「SNSを見る/投稿する」が55%と、全体平均の倍以上の高い割合となった。
20代から60代の男女906人に、テレビに求めるものを質問したところ、「情報の正確さ」が61.1%で最多だった。続いて「安心感」(45.3%)、「速報性」(34.8%)となった。20代に限ると、「情報の正確さ」は52.6%と全体平均より下がり、「刺激」が18.3%と全体平均より2倍近く高い割合となった。
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20代から60代の男女604人に、ネット動画に求めるものを質問したところ、「オリジナリティ」が41.9%で最多に。続いて「刺激」(31.1%)、「特に求めるものはない」(24.5%)となった。20代男性に限定すると「オリジナリティ」が30%と全体平均より12ポイント近く下がり、「刺激」が42.5%と全体平均より10ポイント以上高い数値となった。
※本調査は2019年2月時点のもの。
調査は、インターネットを利用する人のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施。なお、それぞれの年代カテゴリは200人ずつ、性別カテゴリは100人ずつ抽出している。調査日は2019年2月5日~2月7日、調査方法はインターネット調査である。