凸版印刷は、家電や住宅設備を PC やスマートフォン上で管理できる Web サービス「IEMANE（TM）（イエマネ）」のβ版を2019年4月9 日より提供開始することを発表した。
ユーザーは所有している家電・住宅設備を「IEMANE」に登録することで、取扱説明書や保証書をデジタルで一元管理できる。故障時には「IEMANE」経由での問い合わせも可能で、メンテナンス時期を通知する機能も搭載。また、家電メーカーや量販店と連携しておすすめ製品の提案など、情報配信も予定しているという。
同サービスの特徴は以下のとおりとなっている。
- 持っている家電・住宅設備を簡単に登録可能
- 簡単に製品への問い合わせが可能
- メンテナンス時期を自動アナウンス
- ユーザーの所有状況に合わせた最適な情報配信が可能（2019年6月提供開始予定）
- 光熱費シミュレーション機能
- Shufoo!との連携で商圏内にある家電量販店のお得な情報を配信（2019年12月提供予定）
製品のバーコード・QR コードの読み取りや品番の検索で、簡単に登録が可能なっており、取扱説明書や製品情報は自動で登録される。また、登録した家電・住宅設備の情報を家族で共有可能で「家に何の家電・住宅設備があったか」を「IEMANE」上で連絡が可能。
※製品の種類によってはバーコード・QR コードによる読み取り検索ができない場合がある。
「IEMANE」上で、簡単に故障時等の問い合わせが可能。
登録した製品のメンテナンス時期・方法や保証期間、標準使用期間の終了を自動でアナウンスする。万が一、製品がリコール対象になった場合もお知らせが届くので、安全に家電・住宅設備を使用し続けることができる。
2019年6月提供開始予定
家電・住宅設備メーカーはユーザーに対して、所有製品に応じた情報配信が可能に。「同じ冷蔵庫を10年以上使用しているユーザー」といった所有状況によるセグメント配信が可能で、所有傾向の分析にもとづいた情報発信ができる。
USB 接続や Bluetooth 接続の機能付きのワットチェッカー等の機器と「IEMANE」を連携することで、所有
している家電・住宅設備の消費電力の見える化が可能になります。
2019年12月提供予定
ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!（シュフー）」と連携し、自宅近隣の家電量販店の情報を配信予定。「IEMANE」ユーザーは自宅の郵便番号を登録することで、行動圏内の店舗に絞り込んだ情報を受け取ることができる。
同社は、「IEMANE」サービスを一般消費者に向けて提供を開始し、ブラッシュアップを行い、情報分析・発信機能を追加することで、家電メーカーや賃貸住宅管理会社への情報発信サービスも順次開始するとしている。